WE2021 ML35年目【2054-55】「#261 ”遅くはない”」

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レアル・マドリードへ就任した今シーズンも折り返しに入ります。

現在リーグ戦では3位に付けてはいるものの、「良くも無いが悪くもない」微妙な前半でした。

と言うのも、今夏700億オーバーでカーディフCから引き抜いたエスポージトがリーガエスパニョーラに中々順応出来ずに、期待していたパフォーマンスが発揮出来ない事が”微妙”だった大きな要因です。加えてヴィニシウスやホドリゴの両翼も上手く機能せず、ここまでの得点は両者1得点止まり。30歳を超えている事も考慮するとWGの1stチョイスは再考せざるを得ない状況です。

とにかく実力者は揃っているが発揮出来ない戦いが目立った前半戦を、如何にして好転させていくかが後半戦のテーマになります。新戦力、スタメンの見直し、戦術等のあらゆる面を戦いながら改善していきます。

 

2054-55 1月

シーズン後半戦を勝利したマドリーは順位を一つ上げて2位に浮上しました。この試合では4得点を奪い”得点力不足”を払拭します。

 

コパ・デル・レイの3回戦が始まり相手はジローナです。アウェイに乗り込んだ一戦を僅差で勝利し次戦に臨みます。

 

コパ・デル・レイ2ndレグを4-2で快勝したマドリーは準々決勝へと駒を進めました。大幅なターンオーバーを敷いて挑んだこの一戦は、控え組と新戦力が素晴らしいパフォーマンスを披露します。特に32歳でドルトムントより買い戻したレイニエルのインパクトは中々のものでした。

 

21節は3-0でバジャドリーを一蹴します。クロースの19試合ぶりの得点や、レイニエルの公式戦連発などポジティブな要素が多く見られた試合でした。

 

公式戦4連勝中だったマドリーでしたがこの試合では得点が奪えずスコアレスドローに終わってしまいます。前線が全く機能せず・・・そもそも前線へチャンスを供給する中盤の構成に問題があるのか・・・??

 

エスポージト:「俺たちは全力で勝利を目指したが勝利を逃してしまった。とても難しい試合だったよ。格下相手に勝ちきれないのは攻撃陣の問題??グラナダは俺たちと互角に戦っていたよ。あいつらは厄介なチームさ。格下とは思えない程にね。それにこれはチーム全体の問題だ。」

 

今月最後の試合はエイバル戦です。結果はホセルの2得点を含めた4-1で快勝しました。この日先発したレイニエルがまたも結果を残し信頼度を高めていきます。

 

1月 ベスト11&戦績

今月のベスト11にはエスポージトとレイニエルの2人が選出されました。32歳になったレイニエルが圧倒的なパフォーマンスで加入後3得点をマークした事は”嬉しい”誤算でした。全盛期ならともかくピークを過ぎた選手だったので、今冬の補強の中での期待値は正直高くはなかったので・・・。ですが蓋を開けてみればこのパフォーマンスです。一つ言えることは総合値や成長曲線が全てではないと言うことです。32歳でも総合値70台でもチームにフィットすれば決して『遅くはない』のです。

 

2054-55 2月

レイニエル:「俺は自分自身の選択が正しかったと証明したいんだ。その為に今は必死でプレーしているよ。まだ数試合だけど得点に関与出来ている事はポジティブな事だ。起用方??与えられればどこでもプレーする準備は出来ているよ。インサイドハーフでもトップ下でも問題ないね。」

 

ホームで迎え撃つベティス戦は互いに譲らずスコアレスドローに終わりました。上位4チームが2ポイント差に犇めく大混戦模様で、今後は着実なポイントの積み重ねが重要になります。今節のような苦しい展開でも局面を打破出来るように戦わなければなりません。

 

26節は名門バレンシア戦です。この試合でも攻撃陣が湿りきっており決定機を活かせない厳しい展開で進みます。しかしこの日先発したホセルが意地の得点を決めて何とか勝利を掴み取りました。とにかく今は内容よりも結果が全てです・・・。

 

27節のヒホン戦でも厳しい展開の中1-0の辛勝を収めました。依然として上位4チームは2ポイント差の中に犇めいています。我慢比べですね・・・。

 

コパ・デル・レイ準々決勝はクラブランキング483位のアルコルコンが相手です。CL制覇が目標のマドリーとしては軽く捻り潰すくらいの戦力差を見せつけて勝利しなければならない試合でした。ところが結果は互角の戦いを演じ1-1の引分けに終わりました・・・。何たることか・・・。相手の予想以上の良いプレーに驚いたのと、自分達の不甲斐なさが入り混じった心境です。

 

優先順位の低いコンペティションと言えど負けは許されないマドリーは、準々決勝2ndレグをベストメンバーで布陣を組んで挑みました。結果はアラバとヴァンデウソンが得点を挙げ、守備陣がシャットアウトを達成し準決勝進出です。

 

28節レバンテ戦では先制点を許す嫌な展開で試合が進み、後半に入っても一向に反撃の芽が出ないまま時間だけが進んでいきます。しかし敗戦も頭をよぎる試合終盤に得たFKを途中出場の久保建英が直接叩き込んで何とか同点に追いつきました。しかし首位とは3ポイント差に広がり手痛いドローだったことに変わりはありません。

 

CL決勝トーナメントラウンド16の初戦は、トルコ王者バシャクシェヒル戦です。クラブランキングは48位でリーグ優勝は最多の18度を数え、EL制覇も最多タイ3度を誇る強豪です。この試合のマドリーは1トップにエスポージト、両WGにガレーノとヴァンデウソンを起用しかつての3トップが再現されます。中盤はクロース、モドリッチ、ベリンガムで形成しますが控えにはレイニエルの選択肢も残しています。1stレグのホーム戦は勝利が絶対条件となるので守りに入らず攻撃的に試合を進めて行きましょう。

開始直後にエスポージトのゴールで先制したマドリーは幸先の良いスタートを切れたかに思いました。しかし試合を優勢に進めたのはバシャクシェヒルで多くのピンチを招く場面が目立ちました。すると36分には相手のパスワークから完全に崩されて最後はシャドリに決められて同点に追いつかれます。後半に入っても流れは変わらずバシャクシェヒルが主導権を握ったままタイムアップ。マドリーとしてはホーム戦で負けに等しいドローだったと言えるでしょう・・・。

 

29節はオサスナ戦です。今月に入って7試合で7得点という些か寂しい得点力のマドリーですが、この試合は新加入のレイニエルが魅せてくれました。先制点はクロスを頭で合わせ、2点目のOGもレイニエルの強烈ミドルが誘発させており実質レイニエルのゴールと言っても良いでしょう。そして3点目もグラウンダーのクロスに反応してダイレクトボレーを決めました。32歳となったブラジル人アタッカーには手放しでの称賛が贈られます。

 

2月 ベスト11&戦績

オサスナ戦こそ3得点を奪って勝利しましたが、他の試合は殆ど1得点止まり。そして負けはせずとも勝ちきれないもどかしい時期が続きました。それでも首位とは3ポイント差に食らい付きまだまだ射程圏内です。そしてCLバシャクシェヒル戦は相手に圧倒されてドローがやっとの1stレグで、周囲の不安を増長させる内容でした。

来月は”クラシコ”と”マドリードダービー”のビッグマッチが控えています。これは即ち上位決戦でもあり、リーグ制覇の分岐点にもなりかねない試合です。CLにも集中しなければならないので、かつてない程のハードスケジュールが予想されますが、総力戦で重要な試合の全てに勝利出来るよう戦っていきます。

 

 

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