2065-66 4月
KITARO監督:「この準々決勝は今大会屈指の好カードだと思っているよ。我々はこれまで強敵2チームを倒してレアル・マドリードとの挑戦権を掴んだんだ。恐れ??今は興奮が上回っているよ。それは選手も同じだと思うね。」
EL準々決勝では過去5度のCL制覇を成し遂げているレアル・マドリードと対戦です。ELの舞台で相まみえるとは…。マドリードのスタメンは1トップに久保を抜擢する奇策を講じてきましたが、ヴィニシウスやクロース、モドリッチ等も名を連ね、簡単な相手ではないことに変わりはありません。
自身の古巣であり格上のマドリード相手に2-0で勝利を収めました。この試合では両翼の2人が躍動し得点を決めてくれました。ホームでの完勝には確かな自信と勢いが生まれます。
33節はサッスオーロ戦です。コロンボと藤本の得点で危なげなく3ポイントを獲得し首位固めを進めます。
KITARO監督:「2ndレグの戦い方??我々はホームで素晴らしい勝利を挙げられた。だが2点は安心するには少な過ぎる点差だ。彼らのような常勝軍団を相手にするには尚更ね。ベルナベウではチーム全員が覚悟を決めなければならない。私が求める事はチーム全員のハードワークだ。」
敵地に乗り込むフロジノーネはベストメンバーを揃えて挑みます。一方のホームチームは、1戦目よりも明らかに本気モード感が伝わるスタメンです。中盤にクロースとモドリッチ不在なのは嬉しいですが、カマヴィンカとジェルソン、本職右サイドの久保、1トップに君臨するウィルソンも不気味な存在です。この試合は相手に合わせること無くフロジノーネの戦い方を貫くべきでしょう。
準々決勝2戦目でも互角以上の戦いを繰り広げたフロジノーネは、チャンスは何度か作るも得点ならず、膠着状態のまま後半ATへ。引分けでも4強進出が決まりますが、途中出場のブレシャニーニがゴラッソをお見舞いしタイムアップ。2戦合計スコアを3-0の堂々たる勝利で準決勝へ進みました。
EL準々決勝 結果
トッテナムとセビージャがそれぞれ4強進出を果たします。そして今大会のダークホース的存在のホッフェンハイムがラツィオを下して準決勝進出です。
EL準決勝 対戦表
4強にはプレミア、リーガ、ブンデス、セリエAがバランス良く残り、フロジノーネはセビージャと対戦が決まりました。躍進が止まらないホッフェンハイムはトッテナムへ挑戦です。
コルパーニ:「僕らは勝利に値するプレーを見せていただけに残念が結果に終わってしまったね。チームが疲れている??確かにハードなスケジュールが続いているがコンディションに不安はないよ。僕もチームメイトもね。」
カルボーニ:「2試合連続の引分け??ブレシアもパルマも素晴らしいチームだよ。彼らは常に僕らの背後を狙っていて守備には苦労したね。だけど幸いにもナポリがポイントを獲得出来なかったようだし焦る必要はないね。次のセビージャ戦に集中するよ。」
KITARO監督:「セビージャとは2年前に対戦経験があるが、あの時は我々の1勝1分だった。だが今とは当然状況が違う。彼らは高いレベルのリーグで強さを見せている手強いチームだ。2年前よりもクラブランキングも上がっている事も忘れてはならないね。」
クラブランキング27位のセビージャ戦が始まります。フロジノーネは当然この試合に照準を合わせて来ているのでベストメンバーで勝利を狙います。対するセビージャは正直このスタメンがベストメンバーなのかは分かりませんが、簡単な試合にはならない事は確かです。控えにもスソやルークデヨングがいる事はとても脅威となるでしょう。
バルドグジ:「レアル戦に続いて俺とクリスが得点に絡めた事は嬉しく思うよ。ファイナル進出はほぼ確定??俺達はまだ何も成し遂げていない。セビージャの本拠地での試合も残っているからね。とにかく俺達は油断せずハードワークを続けるだけさ。」
4月 ベスト11&戦績
今月はリーグ戦でこそ1勝2分で躓きましたが依然として2位ナポリとの差には開きがあり首位を堅守しています。そしてELではリーガ王者レアルとセビージャにも引けを取らない戦いで勝利を手にしてきました。この時期に3冠の可能性を残して5月を迎える事は、モチベーションの高まりが凄まじいです。絶対に3冠を達成しましょう!!
2065-66 5月
記者:「リーグ戦では次節SPAL戦でスクデットが決まりますが今の心境は??」
KITARO監督:「我々にとってスクデットは悲願なんだ。盾を掲げるまでは何が起こるか分からない。ここまで来たらより強い気持ちで挑む必要がある。先ずはSPAL戦に集中するよ。」
記者:「ELでも準決勝を先勝しファイナル進出が目前です。当然フロジノーネにとっても初タイトルとなりますが。」
KITARO監督:「確かにホームでセビージャを下した事は我々にとって優位な状況を作り出せたと思う。だがフットボールでは2-0が絶対的なアドバンテージとはならないんだ。ましてや彼らセビージャのような強敵には尚更だ。自分達が慢心せずハードワークを続ける事が今後は重要になるだろう。」
今節SPAL戦では勝てば悲願のスクデットが決まる大一番です。フロジノーネ就任9年目で初のリーグタイトルを懸けて試合に挑みます。
スクデット獲得!!!
遂に…ようやく悲願のセリエA制覇を成し遂げました!過去8シーズンは常に優勝争いをするものの、インテル、ユーヴェ、ラツィオに阻まれてきましたが、今季はナポリとのスクデットレースを制してクラブ史上初の偉業を成し遂げました。
KITARO監督:「スクデット??もちろん喜びが爆発したよ。我々の悲願だったからね。だが喜んでばかりはいられないんだ。この後にも重要なゲームが待ち構えているからね。もちろんタイトルが懸かっているビッグマッチだ。チーム全体が気持ちを切り替えなければならないよ。」
EL決勝を懸けた準決勝2戦目が始まります。1stレグではホームで勝利したフロジノーネは1トップ以外全く同じ布陣で挑みます。
この試合1トップに抜擢されたドフビクが、開始5分と10分に立て続けでゴールを決めてチームをファイナルへと導きました。2試合連続でリーガ勢との戦いに勝利したフロジノーネはファイナルの地ミュンヘンへと旅立ちます。
EL準決勝 結果
EL決勝
今大会で躍進したホッフェンハイムに力の差を見せつけたトッテナムが決勝の相手となりました。44季ぶり2度目のEL制覇を狙うトッテナムと初制覇を目指すフロジノーネが激突します。
37節ボローニャ戦に勝利したフロジノーネは初の勝点90を超えました。そして次戦はコッパイタリア決勝インテル戦が始まります。
コッパイタリアファイナルのスタメンはいつも通りのベストメンバーです。ベンチにドフビクの名前が無いことだけが不安要素と言えるでしょう。インテルも当然ながら強烈な面々を揃えて来ました。激しい試合が予想されますが今季2つ目のタイトルを目指し戦います。
戦前の予想通り激しさを極めた決勝戦になりました。先制はフロジノーネが奪うもインテルも負けじと2トップがゴールを奪って逆転します。それでもこの日2点目となるコロンボのゴールで一時は追いつきましたが、終盤にエース・ラウタロの一発に沈んだフロジノーネは力負けを喫して無念の準優勝に終わりました。
レイニエル:「僕らはここまで勇敢に戦ってきて今この地に立っている。恐れるものは何も無いよ。例え相手がトッテナムだとしてもね。インテル戦の敗北??あの試合はどちらが勝っていてもおかしくなかった内容だ。僕らは既に前を向き気持ちを切り替えているよ。誰一人臆する者は存在しないよ。」
長く険しいELの戦いも遂にファイナルを迎えます。相手はプレミアリーグ屈指の強豪トッテナムです。スタメンはソン、ケイン、ルーカスの強力3トップで、中盤にはジェラード、最終ラインには吉田までいます。そして守護神にはケイラーナバス。控えにもビッグネームがズラリ。とんでもない面子ですね…。フロジノーネは先のインテル戦の激闘もあって若干のメンバー変更で挑まざるを得ないチーム状態です。ですがこの試合に選んだスタメンも自信を持って送り出せるメンツに変わりはありません。持てる全ての力を振り絞って勝利を目指しましょう。
あまりにもショッキングな結末に言葉がありません…。何と言うか…一言で表すとあまりにも『相性が悪すぎた』に尽きます。WBの強度が弱く、何度も相手WG、SBの餌食となりました。仮にヒッキーやゾルテアが出場していても結末が変わっていたかは分かりません。それほどこの日のトッテナムのサイド攻撃は脅威そのものでした。完敗です。トッテナムおめでとう。
スクデット獲得から悪夢のような連敗が訪れ、リーグ戦最終節ローマ戦を迎えます。例え消化試合だとしても、3連敗でシーズンを終えるわけにはいきません。何としても勝利で締めくくりましょう。
プリッツァーリ:「最終節を勝利で飾れた事はとても嬉しく思うよ。コッパイタリアとELの敗北??僕らは全ての試合でベストを尽くしてきた。例え結果がどうであれ胸を張って良いはずだ。今はスクデットの歓喜に酔いしれたいね。」
5月 ベスト11&戦績
5月を終えて今シーズンの全日程が終了しました。クラブと自分自身の切願でもあったスクデットを遂に成し遂げた事は今季最大のハイライトです。しかしそれと同時にコッパイタリア、EL制覇は決勝まで進むも無念の敗北。最優先に掲げた目標を達成したにもかかわらず、失望の感情も溢れ出る奇妙な結末を迎えました。
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