WE2021 ML40年目【2059-60】「#301 欧州中に轟くフロジノーネ」

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2059-60 4月

CL準々決勝はディナモ・ザグレブとの一戦が始まります。今大会唯一の格下チームがディナモ・ザグレブです。(クラブランキング200位)この試合はナショナルウィーク明けでホイルンドとマイエッロが過度な疲労蓄積のため招集外です。チームの主力を欠く事態ですが敢えて今回は新たに2トップのシステムで挑みます。バルサやレアル相手だったら試せませんが・・・。

CL史上極めて希なクラブランキング三桁対決はフロジノーネに軍配が上がりました。前半にコルパニのジャンピングボレーが炸裂して欲しかった先制点を挙げます。その後は一進一退で終盤へ。すると終了間際にソッティルから待望の追加点が生まれ試合終了です。2トップでの収穫はそこまで無かったものの、アウェイで2-0は願ってもないアドバンテージを手にしました。

 

リーグ戦に戻り33節はフィオレンティーナ戦です。この試合でも代表組の2人には休養を与え招集外としました。かなり戦力を落としての一戦はスコアレスドローに終わり、遂に首位との差は12ポイントまで広がります。

 

2点のアドバンテージを思ってホーム戦に挑むフロジノーネは、いつもの3トップにフォーメーションを戻して戦います。2試合の休養を与えた代表組の2人ですが、マイエッロは復帰したもののホイルンドはコンディションが悪くこの試合でも招集外です。ですが信頼出来るFWは他にも居るので心配はしていません。丁寧な試合運びをして確実に4強へと駒を進めましょう。

前半こそ慎重な戦いを強いられましたが、後半にはロッキとコーダの2人に得点が生まれリードをさらに広げることに成功しました。守っては守備陣が2試合通して完全に相手を抑えこみ最高の形で試合を締めます。初出場ながら遂に4強まで進みました。

 

CL準々決勝 結果

波乱を起こし続けたベンフィカとアントワープですが、その躍進劇もメガクラブの前に終焉を迎えました。そしてビッグカードの結果は僅差でバルセロナに軍配が上がりセリエAで残ったのはフロジノーネのみとなりました。

 

CL準決勝 対戦表

フロジノーネの違和感が凄まじいのは言わんで下さい笑。抽選の結果バルセロナに決まった準決勝。もう一試合は事実上の決勝戦とも呼べるカードです。

 

セリエAでもスクデットを諦めないフロジノーネは難敵アタランタを3-0で撃破します。依然として首位とは10ポイント以上離されていますが勝ち続けるしかありません。

 

今節ヴェローナ戦では痛恨の敗北を喫したフロジノーネ。この時点で優勝の可能性が消滅してしまいました。CL出場枠の3位すら雲行きが怪しくなってきましたね・・・。

 

KITARO監督:「スクデット逸脱??・・・チームにとって受け入れ難い事だよ。だが選手達は気持ちを切り替えて前を向いている。下を向く暇なんてないからね。CL準決勝??相手はバルセロナだ。間違いなくタフな試合になるだろう。彼らに勝つには実力以上の+αが必要だね。」

 

カンプノウで行われる準決勝1stレグ。スタメン、控え選手を比較しても戦力差は歴然で正直勝ち目はあるのか・・・??と疑うレベルです。ですが『大番狂わせ』や『ジャイアントキリング』と言ったシチュエーションを望んで戦ってきたので、イタリアらしい戦いを見せつけたいと思います。

フロジノーネに訪れた最初で最後のワンチャンスを得点に結びつけ1-0でバルセロナを下しました。マイエッロからのロングフィードにレイニエルが抜け出し左足を振り抜きネットを揺らします。その後は言わずもがなバルセロナの猛攻を受けますが、全員守備で耐え抜き奇跡の勝利を手にしました。当然まだ2ndレグが残されており油断は出来ませんが、この勝利はチームにとって大きな自信に繋がるでしょう。

 

4月 ベスト11&戦績

今月は6戦で4勝を挙げましたがセリエAで見れば1勝1分1敗です。リーグ戦でこれ以上順位を落とすわけにはいきませんが、やはりCLに比重を置かざるを得ない状況です。ここまで来たら2ndレグにも勝って決勝へ進みたい・・・!!!

 

2059-60 5月

ジェンドレイ:「移籍後初ゴール??重要な事はチームが勝利出来るかどうかだよ。3ポイントを手に出来なかった事は残念に思っている。出場時間??常にプレーしたいと思うのは当然のことだと思う。良い準備をして自分のすべき事に集中するよ。」

 

KITARO監督:「準決勝はバルセロナの圧勝・・・世界中がそう信じて疑わなかったはずだ・・・。だが実際はどうだ??我々はあのバルセロナを追い詰めているんだ。決勝の舞台までもう少しだ・・・ここまで来たら戦力の問題じゃない。意地を見せろ!!勝つのはフロジノーネだ!!」

 

運命の2ndレグが始まります。この試合に備えてエース・ホイルンドを温存していたのにまさかのコンディション不良というアクシデントが発生しました。従って今夜はロッキを先発起用しレイニエルとスーレの3トップで挑みます。マレガ&グリーズマンの2トップを警戒しつつも攻めきるつもりで立ち向かいましょう。

3-0!!誰がどう見てもフロジノーネがバルセロナを圧倒して勝利しました!!開始早々、スーレの電光石火でネットを揺らしスコアが動きました。前半終盤にはレイニエルにも得点が生まれダメ押しとも言える追加点を奪います。トータルスコアで3-0とし後半へ進みますが、依然として主導権はフロジノーネが握り続けます。特に良かったのは中盤を掌握出来た事でしょうか。Wボランチ+3CBでバルサ攻撃陣を抑えこみ危険なシーンを作らせませんでした。それはパスカット回数を見ても明らかです。そしてバルセロナの息の根を止めるには十分なゴールが終了間際にロッキから生まれました。トドメの3点目を奪ったフロジノーネは『完勝』で決勝の舞台へと進みます。

 

CL準決勝 結果

準決勝のもう1試合はレアルがバイエルンを2-0で下します。従って今大会のファイナルはレアル・マドリード×フロジノーネに決まりました。

 

37節はジェノア戦です。好調を維持するレイニエルがこの試合でもゴールを挙げて勝利に貢献します。前節の引き分けで5位に後退しましたが、再び欧州カップ出場圏内の4位に浮上しました。最終節も勝利して何とか4位フィニッシュを目指します。

 

最終節ボローニャ戦はホイルンドのドッピエッタで競り勝ち勝利で締めくくりました。順位も何とか4位を死守し来季のEL出場権を確定させます。残すはCL決勝のみとなり、レアル相手に奇跡を起こしクラブ史上初のCL制覇を目指します。

 

KITARO監督:「古巣との決戦を前に今の心境??私が語らなくてもマドリーの偉大さは世界中が知っているよ。恐らく誰もがマドリーの圧勝を疑わないだろう。だが我々は過去6度のCL制覇回数を誇るバルセロナを下して今この場所にいるんだ。私の経験上、CL決勝での戦力比較はナンセンスだよ。両者共に決勝までのドラマを持ち自信に満ちあふれている・・・何が起こっても不思議じゃないんだ。とにかく今はチーム全員が奮い立っているよ。素晴らしいファイナルになることだけは確かだ。」

 

KITARO監督:「私はこのチームがマドリーに劣っているとは思わない・・・これまでの戦いを思い出せ!!自分達の信念を忘れるな!!勝つのはThe Canariesだ!!」

 

CL初出場のフロジノーネは幾つかの奇跡と幸運を持ち合わせ決勝まで辿り着きました。そして相手はギャラクティコ事レアル・マドリード、不足はありません。4年前に指揮を執っていたチームは以前にも増して成熟され選手個々の質も最上級です。フロジノーネとしてはバルサ戦同様に堅守速攻で挑むつもりです。格上相手にはこの戦略が唯一の勝機になると思っています。いざキックオフ!!

CL初出場で初制覇です!!

モチベーションが最高潮に達して始まった決勝戦は、大方の予想に反して互角の攻防戦を繰り広げました。互いに幾つかの決定機を迎えるも得点が無いまま前半が終わります。フロジノーネは60分過ぎに3枚替えを行い勝負を懸けます。

すると72分に待望の先制点が生まれました。ホイルンドの強烈なシュートをケパが弾くとそのこぼれ球をブキャナンが押し込みフロジノーネがリードを奪います。すると84分にはDFも攻撃参加したマドリーの隙を突くカウンターが発動し、コルパニが相手GKをあざ笑うようなループを決めてグッとビッグイヤーが近づきます。そして最後のダメ押しはAT+1分にソッティルがネットを揺らしチームが優勝を確信した瞬間でした。ホイッスル直前に1点返されるも遂に歓喜の瞬間が訪れます。

2年前まで万年セリエBの弱小クラブが、一気にヨーロッパの頂点へ駆け昇りました。これぞMLの醍醐味でしょう。

 

CL決勝 結果

 

5月 ベスト11&戦績

今シーズンの全日程が終了しました。リーグ戦こそ4位に終わりましたが、CLではまさかまさかの初出場で初優勝です。こんな喜びが他にあるでしょうか。このチーム、この戦力で勝ったからこそ意味があるのです。ここまで読んで下さった方々、ありがとうございました!!

 

 

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