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フロジノーネはセリエA参戦6年目にして初めて首位ターンを決め冬の王者となりました。ここまでの前半戦を振り返ります。

ウインターブレイク

セリエA順位表（19節終了時点）

6節に首位に立ったフロジノーネはそこからリーグ戦10連勝などを挟み独走しました。19節まで終えた時点で2位インテルとは7ポイント差を付け首位街道をひた走ります。今季のフロジノーネは攻守に渡りリーグ随一の完成度を誇っています。42得点、9失点は脅威の数字ではないでしょうか。この勢いを止めずに後半戦も戦って”悲願達成”を目指します。

リーグ戦　スコア

前半戦の攻撃陣の頼もしさは凄まじいものでした。ドフビク、トゥティーノ、ボニフェイスらが得点を量産しチームを牽引し、守備陣の奮闘も称賛に値する活躍です。かつてない程に噛み合ったチームに少々怖さすら覚えていますが、後半戦が本当の勝負です。この調子を如何に持続出来るか、采配面でも集中しなければなりません。

CLグループステージ　結果

本命アトレティコを抑えて首位通過を果たしたのがフェイエノールトです。抜群の攻撃力は決勝トーナメントでも脅威となれるでしょうか。

マンチェスターCとインテルが危なげなく決勝トーナメント行きを決めました。レヴァークーゼンは健闘するも波乱は起こせずELへ移ります。

ユーヴェが戦力通り首位通過し、残る一枠を3チームで争います。三つ巴の予想を覆しCSKAモスクワが他の2チームを圧倒する強さを見せて決勝トーナメント行きを決めました。

2強2弱の構図そのままの結果に終わったグループDは、トッテナムとレアルが決勝トーナメント行きを難なく決めました。

グループEも波乱は起こらずバルサとチェルシーが16強進出です。モナコにもチャンスはあったように感じましたが、やはり突バルサとチェルシーに割って入る事は難しいようです。

今大会は殆ど波乱は起こらずグループFも例外ではありません。バイエルンとパリSGが余裕の16強入りを決めました。

グループGが唯一読めない顔ぶれが揃っていましたが、結果してシャフタールとアヤックスが決勝トーナメント行きを決めました。ブルッヘやセルティックは国内では最強なのですがCLの舞台になると全く結果を残せませんね…。

グループHは本命リヴァプールが早々に突破し、2位の座を3チームで争いました。結果は2勝1分3敗でフロジノーネとセビージャが並ぶも該当対戦成績でフロジノーネが上回り奇跡の突破を決めました。フロジノーネは僅か2勝で4得点と、リーグ戦とは真逆のパフォーマンスとなってしまいましたが、16強へ進めた事が何よりも重要です。

CLベスト16　対戦表

決勝トーナメントの組合わせ抽選が行われ、フロジノーネはマンチェスターCと対戦が決まりました。大きな波乱が起こらなかった今大会では2位通過となった以上、強豪との対戦は覚悟していましたがマンチェスターCとは…。他の組合わせを見ても、その殆どがビッグマッチが実現しています。『アトレティコ×トッテナム』『インテル×バイエルン』『ユーヴェ×チェルシー』『リヴァプール×パリSG』等々目白押しです。

冬のメルカート

IN

今冬の補強はFWマルコス･レオナルドの一人のみとなり、同時に放出はありません。マルコス･レオナルドは国内で評価を上げた若武者で、スピード、テクニック、決定力の3拍子揃ったブラジル人らしいストライカーです。フロジノーネで大成することを願いましょう。

クラブランキング更新

前回順位17位から14位に上がったフロジノーネは、遂にトップ16入りを果たしました。

2063-64　1月

ドフビク：「今季2度目のリーグ6連勝？？チームにとって良い事だね。リーグ戦11点目？？俺自身調子が上がってきている。次も得点出来れば良いね。」

コッパイタリア3回戦はアタランタと対戦です。1stレグでは互いにシュートこそ放つも決めきれずスコアレスドローに終わりました。ホームで勝てなかったと捉えるかホームで失点しなかったと捉えるか…。

2ndレグでは１－１で迎えた終盤にゾルテアとボニフェイスが立て続けにゴールを決めて劇的勝利を飾りました。そして次の準々決勝の相手はユヴェントスです。

リーグ戦に戻り21節は2位インテルとの直接対決です。勝点差7で迎えるこの一戦で勝利出来ればスクデットにグッッと近づけます。気張って行きましょう。

2位インテルとの首位決戦は互いに譲らず２－２で引分けに終わりました。7ポイント差があるフロジノーネにとっては、当然勝てれば良かったのですが引分けでも全然OKです。今の差を維持出来れば問題ありません。

マルコス･レオナルド：「移籍後初ゴール？？今夜は特別な試合になったよ。俺はこれからも活躍出来るように努力をし続けなければならない。今度はゴールで勝利に貢献したいね。」

23節はユヴェントス戦です。現在4位に沈むユヴェントスとは大きな開きはありますが勝てる保証はどこにもありません。前節の引き分けでインテルとの差は5ポイントに縮んでしまったので、この試合はどうしても勝利が求められます。

ユーヴェとのビッグマッチは１－２で惜敗し2位との差が2ポイントにまで詰められました。ジェコとC.ロナウドの得点でリードされ、ドフビクのゴールで反撃するも及ばず…。突如としてチームは急失速しています。

前節ユーヴェ戦に続くビッグマッチはミラン戦です。ミランは現在6位でスクデット争いからは完全に外れている状況ですが、やはり地力があるので侮れません。そしてこの試合の結果次第では首位陥落もあり得るので是が非でも勝利しなければなりません。

ニコラス･ヴィオラ：「僕らにとってこの試合は勝利しか望まれていなかった。だがミランも強い集団だ。とてもタフなゲームだったよ。それでも勝てた事はチームの団結を証明出来たね。FK？？あの場面では迷いはなかったよ。僕の好きな位置だったし自信はあった。決められた事は素直に嬉しいね。」

1月　ベスト11＆戦績

今月はかなり厳しいスケジュールの中戦いました。アタランタ、インテル、ユーヴェ、ミランといった強豪との連戦続きはチームには堪えます。最大7ポイントあったインテルとの差も2ポイントまで詰められた事には当然焦りはあります。ですがミラン戦の勝利が再びチームに自信を蘇らせました。2月からはCLベスト16も始まるので、より一層強い気持ちで一戦一戦臨みます。

NEXT「vsマンチェスターC」！！！