インテル スタメン
コレア ジェコ
ペリシッチ チャルハノール バレッラ デュンフリース
ブロゾヴィッチ
バストーニ ラノッキア シュクリニアル
ハンダノヴィッチ
11節はホームでウディネーゼ戦です。ウディネーゼは4試合連続引分け中で、良く言えば4戦負けなしのチームです。
序盤からインテルがポゼッションを高めボールを左右に動かしチャンスを伺います。ウディネーゼは1トップ2シャドーの形で前線からハイプレスを時折見せていました。この試合スタメンのラノッキアですが、開始直後は不安なプレーもあったりで見ている方としてはハラハラしていました。
相手1トップのアイザック・サクセスという選手ですが、かなり運動量が抱負で明らかにラノッキアを狙ってプレスをかけていました。上背はないですがフィジカルがあり筋肉質で動き回っていたのでインテルDF陣としてみれば厄介な選手でした。
試合が進むにつれてインテルがチャンスを作り始めますが、前半では決定機と呼べるチャンスはほぼありませんでした。バレッラがかなりシュートの意識を持って狙っているのが印象的です。
後半に入ると60分に待望の先制点が生まれます。
バストーニからの縦パスをペリシッチが絶妙スルーし、その先にコレアが受けてドリブル突破、ナイティングを振り切って右足一閃!!ナイスゴールでした!!
待望の先制点を奪ったインテルはここから息を吹き返したように目覚めます。
パススピードが上がりワンタッチも増え前半に苦労していたボール運びがスムーズに行くようになりました。
すると68分、裏を取ったデュンフリースにバレッラが絶妙の浮き球を出し完全に抜け出します。ゴール前に待っていたジェコが相手DFを引きつけます。デュンフリースのマイナス気味のクロスに待っていたのがフリーで受けたコレアでした。ほぼノーマーク状態から狙い澄ました右足を振り抜きドッピエッタ!!2節ヴェローナ戦以来のゴールですがまたも短時間に2得点です。
2点のリードとなったインテルはビダル、サンチェス、センシ、ラウタロ、ディマルコを投入します。その後ピンチもありましたが何とか無失点で勝利しリーグ連勝を飾りました。
インテルはこの試合でホームでは25試合連続得点という記録を作ったようです。今季は心配されていた得点力も下がること無く戦えています。ここまで11試合でラツィオ戦とユーヴェ戦以外は全て複数得点を記録しています。昨季のようなルカク一辺倒の攻撃パターンではなく、コンテとは違ったスタイルをシモーネは作り上げて行こうとしているのが分かります。
上位2チームも負けること無く勝点を重ねており順位、ポイント差に変動はありません。
そして3日後にはCL4節シェリフ戦が控えており、週末にはいよいよミラノダービーです。ここでミランを叩ければ一気にインテルは勢いに乗れるでしょう。しかし今節のミラン×ローマの試合を見る限りでは、今のミランは手強いのは確かです。40歳のイブラに衰えは見られずかなり苦戦するでしょう。それでもインテルに勝って欲しい・・・。ミラノダービーを終えると次は首位のナポリ戦です。シモーネの「ポイントを獲れる相手からは確実に勝利したい」と言うコメントの意味が分かります。
上位対決が控えていますが先ずは3日のシェリフ戦に勝利し、グループステージの戦いを優位に進め、満を持してミラノダービーに挑んでもらいましょう。
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