アウェーに乗り込んだ2節ヴェローナ戦です。
開始15分でハンダノヴィッチが痛恨のパスミスを犯しあっけなく失点しました・・・。
過去にもゴール前から繋ぐ場面でピンチを招く事があったので、いつかやっちまうだろうな・・・と思ってました。相手も繋いで来ると分かっていてハイプレス仕掛けてきてたので、あまりショートパスに固執しないでほしい・・・。
自らの首を絞める形になってリスタート。そして前半は全く形を作れず良いとこなし。相手10番のザッカーニは小柄ながらも良い選手です。
後半開始直後にロングスローからラウタロが頭で押し込み同点弾!その直後全く同じ状況から決定機も迎えました。後半開始早々に追いつけた事でインテルもようやくエンジンが掛かり始めました。
しかしロングスローからの決定機以外はチャンスを作れず膠着状態が続き、インザーギは先ずビダルとディマルコを、その後前日加入したコレアを投入します。これが結果的にハマりました。
ビダルからサイドを駆け上がっていたダルミアンに絶妙なパスを通し、ギリギリでラインに残したダルミアンからクロス、待っていたのはコレアでした。188cmの長身から打点の高いヘッドを決めて逆転に成功します。選手、監督、スタッフ全員が駆け寄ったシーンは最高でしたね・・・!
土壇場で勝ち越したインテルは、ATにもショートカウンターから再びコレアが左足を振り抜きトドメの一発を決めてタイムアップ。
加入直後にドッピエッタとは恐れ入りました。
途中出場から僅か10分足らずでインテリスタのハートを撃ち抜いたコレアは最高の補強となったでしょう。
しかしその2点目をアシストしたダルミアンへの賛辞を忘れてはいけません。
ビダルからのパスは本当にギリギリでタッチラインを割ってもおかしくなかったし、終盤のあの時間からのロングスプリントは凄まじいです。クロスの精度も高いし、スタミナ十分と来れば右サイドを不動のモノとするかも知れませんね。
とにかくこれで開幕2連勝です。ヴェローナ戦では94-95シーズン以来負けていないらしいですが、引分けてもおかしくなかった試合です。それでも格下相手の苦しい試合をコレアが救いました。
勝利したけど課題も多かったし修正すべき点を多くあったのは言うまでもありません。これから代表ウィークに入り、2週間空いて3節サンプ戦です。この期間を有効に使い、GK~DF~MFまでのビルドアップの改善、連携向上に励んで頂きたいです。
そしてこの試合でもバストーニのオーバーラップから自らの良いシュートが1本ありました。こういう攻撃参加はどんどんするべきです。
新加入組がどんどん結果を残していく中、デュンフリースはこの試合出場はありませんでした。ダルミアンがハイパフォーマンスを見せているだけに仕方ないかもですが、やっぱりスタートから見てみたいです。サンプ戦ではスタメン出場を密かに期待しています。
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