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2038-39　3月

今節はかつて指揮したスペツィアとの一戦です。サレルニターナ就任以降は未勝利の（2敗1分）難敵ですが、トップ5入りを目指す以上何としても勝利しなければならない試合でした。結果は壮絶な打ち合いを制したサレルニターナがスペツィア戦初勝利を飾ります。この結果は次戦に控えるELにも追い風となるでしょう。

ELラウンド16　1stレグ

この1週間で3度も対戦するスペツィア戦ですが、前節で初勝利を挙げた事でチームに自信が生まれました。ELラウンド16でも同国対決を制したい所ですが、改めて見るとスペツィアの布陣は強烈な事が見て分かります。スタメンにはイタリア人は2～3人しか居らず、多国籍集団とも言えるでしょう。3トップから中盤にかけては実力者揃いですが、加えて両SBもエグい攻撃参加を見せてきます。サレルニターナとしては第一に”失点しないこと”を掲げ戦います。

EL同国対決の1stレグは惜敗に終わりました。明らかに格上と言わざるを得ない相手に前半は上手く戦えました。防戦一方ではなく堅守速攻の意識を高く持ち、決定機も幾つか訪れる場面も。しかし後半に一瞬の隙を突かれ失点します。相手の攻撃的SBは警戒していただけに悔やまれます。

今節はローマ戦ですが上位陣に食らい付くためには落とせない試合が続きます。この試合も点の奪い合いとなりますが、同点で迎えた73分に途中出場のロンバルディが値千金の勝ち越しゴールを叩き込み勝利します。ロンバルディはサレルニターナ躍進の影の立役者とも呼べる選手です。

ELラウンド16　2ndレグ

KITARO監督：「スペツィアの準々決勝進出が濃厚？？確かに我々はビハインドな状況だ。しかし差は僅かに1点で次は我々のホーム戦･･･何が起こっても不思議じゃないよ。」

1点ビハインドで迎える2ndレグですが、サレルニターナは前線に役者が戻りほぼベストメンバーで戦います。相手は1トップにマクシマンを起用してきました。1stレグ以上に厄介な3トップな印象です･･･。このホーム戦では失点が致命的となるため堅守速攻スタイルを継続して戦います。

この試合は2点差以上での勝利が条件でしたが、結果は２－２で引分けに終わりサレルニターナの敗退が決まりました。先制した場面までは良かったのですがエヴェルトンに決められて状況がかなり厳しくなります。それでもエスポージトが意地の得点を決めてあと1点に迫ります。しかしマクシマンに再び決められて万事休す。能力的には相手に引けを取らないCBコンビなのですが、こうもあっさりと失点してしまうと苦しいですね。今月は4試合で7失点で守備の脆さが際立っています。早急に立て直さねば･･･。

ELラウンド16　結果

他試合の結果は強豪が順当に勝ち進んでいます。ブンデス勢対決はボルシアMGに軍配が上がりました。

EL敗退のショックからか今節のラツィオ戦に敗北したサレルニターナ。そして次戦はコッパイタリア準決勝ユヴェントスとの連戦です。

コッパイタリア準決勝　1stレグ

リーグ戦でインテルとの熾烈なスクデット争いを演じているユヴェントスは、このコッパイタリアではターンオーバーで主力温存で臨んでくるかと密かに期待していましたが、正直層が厚すぎて誰が主力か分かりません笑この試合のスタメンでも手強い布陣なのは確かです。キエッロとクリバリの牙城を崩すことは並大抵ではないですね･･･。

コッパイタリア準決勝　2ndレグ

1stレグでは善戦するも結果は引分けで終えます。続く2ndレグでは南野に変わってディバラがロナウドとコンビを組み、恐らくこれがユーヴェのベスト2トップでしょう。ここまで来たら如何に戦力差があろうとも攻める姿勢を保ち続けることが必要になります。

前半は膠着状態が続きスコアレス、しかし後半に入るとユーヴェの猛攻が激しさを増します。そして遂にユーヴェに先制を許します。それでもノア･ラングのFKで追いつきイーブンに持ち込みます。しかし終盤にロナウドに痛恨の得点を許してしまいます。ATにこの試合2点目となるノア･ラングの反撃も虚しくタイムアップ。AGの差でサレルニターナは準決勝で姿を消しました。

コッパイタリア準決勝　結果

3月　ベスト11＆戦績

2038-39　4月

3月を終えた時点で2つのコンペティションを敗退したサレルニターナ。ユヴェントス戦敗北のショックからか、今節のサンプドリア戦を落としてしまいます。4位ナポリとの差が肉薄に迫っているため、早く気持ちを切り替えてセリエAに専念しなければなりません･･･。

34節モンツァ戦でも苦戦します。この試合でチームは10試合連続で失点中と守備陣が極めて不安定な状況です。それでもオルソリーニが13試合ぶりの得点で追いつき、ヴラホヴィッチのFKで逆転勝利をあげました。余談ですがスクデット争いは遂にユーヴェが首位に立ちました。王者の底力でしょうか。

4位の座をナポリと争うサレルニターナは今節ベネヴェントと戦います。結果はオルソリーニのトリプレッタで快勝し、11試合ぶりのクリーンシートで勝利です。依然としてナポリとの差は変わらず2Pのままですが、ここまで来たら4位フィニッシュを実現させたいです。

4月　ベスト11＆戦績

2038-39　5月

今節は降格濃厚のブレシア戦です。確実に勝利を収めて上位陣にプレッシャーをかけたいところでしたが、まさかのドローに終わり痛恨の足踏みを犯してしまいます。幸いにもナポリも1P止まり、3位スペツィアに至ってはポイントを逃している事から、3位までが混戦状態になりました。残り2試合を勝てれば3位も見えてくるかも･･･！？