記者:「今季を振り返ってシーズンの総括は?」「初のスクデットを得た今の心境は?」「EL、コッパイタリア共にファイナルで敗北した要因は?」「来季の続投か退任か自身の考えは?」
KITARO監督:「フロジノーネに就任して9年目になるが、スクデットというのは我々クラブの悲願だったんだ。選手、スタッフ、ファン、クラブ関係者も含め全員が歓喜したよ。もちろん私もさ。」
KITARO監督:「だが我々には他に2つの重要なタイトルを得るチャンスがあったが、終わって見ればタイトルはスクデットのみだ。シーズン終盤のチームは非常に過密でコンディションとの戦いだった。選手達はベストを尽くしたよ。全ては私のマネージメント不足に尽きる。」
KITARO監督:「君たち記者はこの時期の進退話しが好きなようだが、私についてはこれから話し合って決めるつもりだ。当然私はフロジノーネを愛しているしまだまだやり残した事が山ほどある。」
KITARO監督:「今現在私がチームを退く気持ちは全く無いね。君たち記者達は今後の動向を静観すべきだね。」
シーズン結果
セリエA順位表
フロジノーネがナポリとのスクデットレースに競り勝ち堂々のリーグ制覇を成し遂げました。ターニングポイントは31節ナポリとの直接対決に制した試合でしょう。あそこからチームは一気に優勝へ突き進んだ感じがします。得点、失点は共にリーグトップとまではいきませんが、攻守に安定した結果を残しています。
2位にはナポリ、僅差で3位ユヴェントス、前回覇者のインテルは屈辱の4位フィニッシュです。サッスオーロの奮闘も見逃せませんね。
下位に目を向けると、名門サンプドリアが最下位降格、SPAL、ジェノアが降格争いに勝利し来季もセリエAで戦います。
リーグ戦 スコア
今季の攻撃戦略として、CFエヴァニウソン、CFドフビクの2枚看板に加え、CFコロンボをバックアッパーとして補強しシーズンに挑みました。しかし当初の考えた序列は早々に覆され、新加入のコロンボがあっという間にCFの1stチョイスとなります。これは嬉しい誤算でリーグ優勝の大きな要因となります。
更には全盛期を迎えたMFレイニエルの活躍を話さずにはいられないでしょう。チーム最多出場の47試合を記録して13G、10A、シーズン4度の月間ベスト11にも選出されました。結果以上の貢献ぶりを見せた新キャプテンは間違いなく替えの効かないワールドクラスへと変貌を遂げました。
ゴールランキング
得点王には33Gをマークしたメルテンスが受賞し、チームトップのコロンボは3位にランクインしました。新加入ながら19Gという結果は称賛に値します。
アシストランキング
インテルのバレッラがアシストキングに輝きました。ここでもチームトップは新加入のコロンボで3位にランクインしています。若き点取り屋は新エースの座を確立させました。
個人タイトル
新加入にしていきなりリーグMVPに選出されたのはFWコロンボです。結果から見ても当然ですね。
シーズンベスト11
2位ナポリと5位ミランからそれぞれ3選手が選ばれました。我らがフロジノーネからはコロンボとレイニエルが選出されています。この2人はリーグを代表するホットラインを形成したコンビとなりました。
コッパイタリア結果
大会2連覇を目指して挑んだコッパイタリアでは決勝まで破竹の勢いで勝ち進みました。しかしこれまで鉄壁を誇っていた守備陣がファイナルでは崩壊しインテルに屈してしまい、連覇の夢は潰えてしまいました。
大会ベスト11
CL・EL 結果
CL決勝はインテル×アトレティコで、結果は4-0でアトレティコが9季ぶり5度目のビッグイヤーを掲げました。CL連覇を目指したインテルでしたがここまで大差で敗れるとは驚きです。今季を象徴する内容だった事は想像に難しくありません。
ELでは先に書いた通りフロジノーネがトッテナムの前に屈して初制覇を逃しました。しかし、レヴァークーゼン、リヨン、レアル・マドリード、セビージャを下して決勝に進出出来た事は誇りに思います。
シーズンスタッツ・個人成績
攻撃に関する全ての起点となったレイニエルはチームMVPに値する評価が出来るでしょう。彼抜きにしてスクデットやELファイナル進出は無理だったと断言できます。レンタルバックで即戦力となったウォートンのインパクトも無視できません。攻守に渡り存在感を発揮しチームに貢献しました。WBとしてプレーし続けた両翼にも賛辞を送らねばなりません。ヒッキーは既にワールドクラスのレベルに達し、今後の強豪からの引き抜きに今から怯えています…。ゾルテアも2G3Aと一定の結果は残しておりRWBの1stチョイスの座を守り続けました。守備陣の評価は割愛させて頂きますが、総じて素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。
不動の3トップに君臨したコロンボ、バルドグジ、フューリッヒの貢献度は言わずもがなでしたが、当初のレギュラー構想だったエヴァニウソンが期待外れの結果に終わりました。更に、かつてはバルドグジと遜色ない活躍を見せていたマルキーニョスやベテランに差し掛かったトゥティーノの決定力不足はかなり気がかりです。レギュラー級のチーム編成を2チーム作れるのが理想ですが、中々上手くいかないのが現状ですね…。
契約交渉
経営陣:「今季は我々の悲願だったスクデット獲得が遂に実現した。ひとえに君の功績によるものだ。本当に良く戦ってくれた。」
経営陣:「そして今季は君との3年契約の最終年だ。従って我々は今シーズンに君が成し遂げたリーグ制覇を評価した上で、新たな契約延長を打診したい。」
経営陣:「我々は君への1年契約延長を提示する。この新契約は来季のリーグ連覇、CL制覇、コッパイタリア優勝の何れかを達成した場合にのみ、自動的に1年契約延長が付帯する内容が入っている。」
KITARO監督:「私にとってこの打診はこの上ない喜びだ。もちろん快諾するよ。私はまだこのチームで成し遂げる事が数多く残っている。来シーズンに向けて早速準備を始めよう。」
クラブランキング更新
前回の12位から再びトップ10入りを果たしました。初のリーグ優勝が大きく影響していると思われます。それにしてもウィカム、カーディフ、フロジノーネの並びはエグいです…笑
昇格・降格クラブ
昇格を果たしたのがモンツァ、クレモネーゼ、キエーヴォです。キエーヴォはリーグ5位からプレーオフを勝ち抜いて掴み取る下克上を果たしました。降格では名門サンプドリアが屈辱の最下位になりました。来季のセリエBにはウディネーゼ、トリノ、サンプドリアが在籍することとなります。
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価格:2370円 |
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