ハンドメイド【デニム・ハンティングジャケット】

スポンサーリンク
ハンドメイド
スポンサーリンク


ハンドメイド企画第4弾です!

今回はデニムを使ったハンティングジャケットを製作していきます。

※参考画像

70's Sears シアーズ ハンティングジャケット 表記LARGE(42-44) [DEADSTOCK] - TRUNK & Leif Erikson|ヴィンテージ古着とアメカジブランドのセレクトショップ

シューティングジャケット エルボーパッチ

※参考画像

 

ハンティングジャケットとは狩猟をするときに着用するジャケットです。

代表的な特長としては、上の参考画像のような猟銃を担ぐため肩に『ガンパッチ』が付いており、背中には『ゲームポケット』と呼ばれるポケットがあり、狩った獲物を入れる為だと言われています。

とにかく元々は狩猟の為に作られた機能性重視のジャケットですが、現在ではファンション性にも優れたカッコイイ『ハンティングジャケット』が多くあります。

そんなハンティングジャケットを今回はお馴染みのデニムで作ろうと思います!

製図&型紙 裁断

今回は多くのパーツがあるため、生地の用尺が2.7m使用しました。

さらにホックやカシメ、ハトメ、打具など付属代も生地代と同じくらいかかりました・・・。

もう4回目となるのでしつこいかも知れませんが、製図~裁断までの流れを書いていきます。

①製図作成

  • 今回のハンティングジャケットは以前作ったカバーオールを元に、丈や身幅、肩幅、袖丈などを若干修正しています。

②型紙作成

  • 上の画像が型紙です。水通ししたデニムを地伸しを済ませて裁断の準備をします。

③裁断

  • 前身、身返し、背中、袖、襟、ポケット、等々。これまでで一番パーツが多いです。

縫製

先ずは前身のポケット作りです。上前(左前身頃)には胸Pを付けて、腰ポケットは2種類のポケットを作ります。

実用的なのが脇から手を入れるポケットです。一番下の蓋付きのパッチポケットはほぼ飾りですが一応使えます。

次は身返しですが、今回はフロントを比翼風仕立てにしたいと思います。

上前の比翼を作ったらこの時点でホックを付けていきます。

安物の打具ですが上手く付ける事が出来ました。

次は下前(右前身頃)に内ポケットを付けていきます。

思ったより小振りになってしまいましたが、鍵など小物を入れるには便利そうです。

これで前身、身返しは出来上がりです。ポケットの数はフロントP×5、内P×1、この時点で計6箇所です。

次は背中です。背中には『ゲームポケット』を付けるデザインにします。

今回は背裏を付けます。スーツでは背抜きと呼ばれる仕様で、肩甲骨辺りまでの長さの裏仕様です。そこにお馴染みのタグを取り付けます。今回使用したタグは布にプリント出来る生地を使ったタグです。こっちの方が断然キレイな仕上がりです。

背中にハンティングジャケットらしいワッペンも付けたいと思い2種類を用意しました。どちらを付けるかかなり悩みました・・・。皆さんはどちらが好きですか??

結局画像右のワッペンに決めました。一気に雰囲気が出てきますね^^

これで前身と背中が完成です。ここから肩縫い、ガンパッチ付け、襟付け、袖付けと進めて行きます。

ガンパッチは右肩のみに付けます。

ガンパッチを付けるとさらに雰囲気が出てきてカッコイイです。

次は襟を作って付けていきます。襟のデザインはカバーオールと全く同じです。

襟を付けたら次は袖です。袖を作ったらアームホールを縫い合わせて、一気に内袖から脇縫いまで進めます。

言い忘れましたが、今回の縫い代処理はロックミシンで始末します。敢えて白糸でロックをかけます。袖口は実際に開閉出来る開き見せを作ります。

脇を縫っていくときに、ゲームポケットも一緒に縫っていきます。

袖口にはお決まりのロゴのタグを付けます。

脇まで縫ったら裾上げをしていきます。シンプルに三つ折りで処理します。

最後に残りのホックとポケットにカシメを付けて補強していきます。

カシメを付け終わったら手縫いで細かな部分の始末をして仕上げていきます。何気にこの作業が一番キツかったかも知れません・・・。

ホックとカシメを取り付けたら裾にハトメを付けます。一見飾りのようにも見えますが、元々は仕留めた獲物を背中のゲームポケットに入れた時に、動物や魚から流れ出た血や水を吐き出す役目があると言われています。

これで完成です!!

最後までご覧頂き有り難うございました!!

当初考えていた通りに出来上がり、満足です^^

ではまた!!!

 

 

 

コメント

カテゴリー