【インテル】2021-22 23節ヴェネツィア

スポンサーリンク
インテルミラノ
スポンサーリンク

先ずは先日行われたコッパイタリアベスト16エンポリ戦から。

スーペルコッパ、ユヴェントス戦やセリエAアタランタ戦など極めてハードなスケジュールの中、このコッパイタリアベスト16エンポリ戦は大幅なターンオーバーで挑みました。特にCBや中盤の3センターは総入れ替えで主力温存です。

結果は周知の通り延長戦の末に劇的勝利を飾りインテルが準々決勝進出を決めました。

この試合は終盤にジャンピングボレーの同点弾を叩き込んだラノッキア、そして決勝弾を突き刺したセンシの2人がヒーローです。

両者とも決して満足のいくシーズンを送って来たわけではなく、彼らが結果を残した事はインテリスタならば一際喜びも大きいでしょう。

特に即戦力として加入したセンシは度重なる怪我で離脱が多く、復帰後も交代要員に成り下がり出場機会が激減しています。この冬のレンタルでの放出も現実味を帯びてきた最中で結果を残せたことは、本人にとっても重要な意味を持ちそうです。

個人的にはかなり好きな選手で、インテル加入前のチェゼーナ時代からチェックしていた選手なのでなんとかこの試合をキッカケにシモーネの信頼を掴み取ってもらいたいです。

 

そして迎えたセリエAヴェネツィア戦です。スタメンはフルメンバーで挑むも正直手こずった感は否めません。ヴェネツィアはコロナ感染でかなりの選手が欠場する中良く戦ったと思います。

先制されたインテルはバレッラの得点で同点に追いつきます。しかしそこから攻めるも攻めるも勝ち越せず試合終盤へ。そこで終了間際の90分、しばらくゴールから遠ざかっていたジェコが打点の高いヘッドで叩き込み劇的勝利です。なんか最近の試合はギリギリで勝っている事が多いですが、今までのインテルなら瀬戸際で勝ちきれない試合がほとんどでした。それを考えるとチーム状態が悪くとも、勝負所で勝ちきれる強さが備わってきたのかも知れません。

前にも話しましたが、今節はミラン×ユーヴェの直接対決が控えています。どちらが勝つにしてもインテルは勝点を伸して結果を待たなくてはいけませんでした。格下相手ならば尚のことです。勝利以外許されない試合で、例えギリギリでも3Pを得られた事はかなり重要です。

ちなみにラツィオと対戦したアタランタはスコアレスドローに終わり勝点1止まり。これも当然インテルにとっては良い結果です。

当たり前ですが上位陣が勝点を取りこぼす中、いかにしてポイントを伸して行くかが極めて大切になってきます。

これまでインテルは冬の補強が見られませんが、エンポリ戦のような大胆なターンオーバーでも格下相手なら勝てるようになれば、来月に控えるダービーやCLも良い結果で乗り切れるでしょう。

コメント

カテゴリー