レイニエル:「今シーズンは個人的に充実していた思っているよ。コッパイタリア決勝では最高のパフォーマンスを見せることが出来たしね。だけどリーグ戦では悔しい気持ちで一杯だ。チーム全員が同じ気持ちだよ。バロンドール??獲れたら良いけど…僕はまだその領域にはいないけどね笑。」
セリエA順位表
インテルが2年ぶり13度目のスクデット獲得し圧巻の強さを見せました。2位は4ポイント差でナポリが入り来季CL出場権を獲得します。
ここからが混戦を極めた3位争いです。先ず最終節に逆転3位に踊り出たのがミランです。続いて1ポイント差で昨季王者のラツィオ、5位は一気に転落したユヴェントス、そして欧州カップ出場圏外にまで後退したフロジノーネが6位でフィニッシュとなりました。
勝点ペースは決して悪くはなく、3位以内に入れてもおかしくない結果でした。しかし現実は6位で如何に今季の上位争いが熾烈を極めまたかが分かります。
リーグ戦スコア
得失点で見ると、リーグ最多得点は82点のフロジノーネでした。この数字は就任以降キャリアハイの得点力です。総失点数27も悪くありません。(インテルの18失点に次ぐ2番目の少なさ)それでも結果は6位でした。高い攻撃力や鉄壁の守備力を備えてても勝利に繋がる試合を果たせなければ意味が無いと言うことでしょう。
最たる例が24節、25節です。24節レッジャーナ戦ではホームで8-0大勝を収めました。しかしながら続く25節インテル戦では手も足も出ず0-1で敗北。大勝しようが惜敗しようが同じ1勝1敗な訳ですから自慢の得点力を自在に発揮出来る強さが必要なのです。その点では現状のフロジノーネはまだまだ改善の余地があります。
ゴールランキング
得点王には王者インテルからラウタロ・マルティネスが輝きました。ストライカーに必要とされる全ての要素を兼ね揃えた万能型ですが、その能力は疑いの余地はありません。
アシストランキング
アシスト王には我がフロジノーネの司令塔レイニエルが獲得しました。チームとしては就任初年度セリエBでスーレが獲得して以来の快挙になります。シーズン途中から主将に任命した若きトレクアルティスタはその才能が全開しつつあります。
個人タイトル
シーズンベスト11
シーズンベスト11には6位フロジノーネから最多の4選手が選ばれました。ドフビクとレイニエルには驚きませんが、両WBのヒッキーとゾルテアも選出されるとは…!このポジションで選ばれるとより一層嬉しいですね。
コッパイタリア 結果
今シーズン唯一のタイトルだったコッパイタリアの結果です。3回戦からはローマ、ユーヴェ、インテル、ミランと軒並み強豪と対戦し勝ち進めた事はチームにとっても大きな自信に繋がります。そして決勝で見せたレイニエルの圧巻のパフォーマンスも最高でした。
大会個人タイトル
CL・EL結果
グループステージ2連敗から始まった今大会でしたが3節から怒濤の3連勝を挙げて決勝トーナメント進出を決めました。そしてベスト16アトレティコ戦では悔しい負け方で敗退し前回王者としてはあまりにも不甲斐ない結果に終わってしまいます。そんな中ビッグイヤーを掲げたのがセリエAでも圧巻の強さを見せたインテルです。決勝ではバイエルン相手に4-1で快勝し、30年ぶり3度目のCL制覇を成し遂げリーグと合わせて2冠達成です。
ELではナポリとアヤックスが決勝で対戦し、4-2でナポリが18年ぶり3度目の大会王者に輝きました。個人的に名門アヤックスが、ELという大舞台で決勝まで勝ち残っている事にかなりテンション上がります…!
International Champions CUP
UEFA Super Cup
Club WORLD CUP
フロジノーネ就任2年目以降 結果
これまでは常にトップ4以内を争ってきており、今季こそ悲願のスクデットへ向けて準備をしてきましたが、結果は残念ながら6位に沈みフロジノーネ就任以来ワーストの結果に終わりました。先にも話しましたが得点力に関して見ればキャリアハイの数字です。その他も決して悪くはありませんでした。2年前の勝点「89」ですらスクデットに及ばなかった事から、毎シーズンハイレベルな戦いが繰り広げられている事が分かると思います。
シーズンスタッツ・個人成績
上記のスタッツを確認すると、チーム内得点ランクにはレイニエルがドフビクに次ぐ数字を出しました。しかし真に注目すべきは空中戦とボール奪取に関する項目です。攻撃的MFで攻撃を牽引する立場ながら、ボール奪取回数がCB陣に割って入るスタッツを残しました。決定力、お膳立て、さらには守備面まで圧巻のパフォーマンスを見せており、底知れぬ運動量無くして到達できない領域です。
チーム最多出場はレイニエルの47試合、開幕から不調を極めたドフビクも結果して20得点以上を決めて役割を果たしました。途中加入のエヴァニウソンの11試合9得点も予想以上の活躍で、完全移籍がほぼ確定したと言っても良いでしょう。最多アシストはトゥティーノの15アシスト、激戦区の両WG陣は軒並み同じレベルの結果を残しています。
敢えて悩みを書くならば、絶対的存在感を放つレイニエルがいるポジション「攻撃的MF」の2番手でしょうか。候補にはカルボーニ、ヴォルパート、スダコフと3人いますがもう少しインパクトが欲しかったところです。皆ポテンシャルは特大級なので来季の飛躍に期待しましょう。
クラブランキング更新
前回順位5位から大きく後退し14位となったフロジノーネ。リーグ戦では6位に甘んじ、CLでもベスト16と期待外れ。最新ランキングにも納得です。
シーズン結果 総括
経営陣:「今シーズンもスクデットには届かなかったか…。しかも君が就任して以降ワーストの順位だ。だがせめてもの救いがコッパイタリア制覇だな。優勝クラブにはEL出場権が優先的に与えられる。我々は来季も何とか欧州カップへ参戦する資格が与えられたんだ。」
経営陣:「そうは言っても今季はポジティブに捉えられる要素も多分にあったはずだ。そして来季は君との3年契約の最終年だ。【背水の陣】で挑みたまえ。」
KITARO監督:「ok,sir」
降格・昇格クラブ
トリノ、モンツァ、レッジャーナが降格し、コゼンツァ、ペスカーラ、そして下克上を果たした6位ブレシアが昇格します。
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