ガエタノ･オリスタニオ電撃退団 ーー1週間前ーー
プレミアリーグ開幕直前 記者会見
KITARO監督：「リーグ5連覇？？プレミアリーグ史上唯の一度も成し遂げられていない偉業だね。難しいミッションと言う事は理解しているよ。だが我々は今シーズンもタイトルを懸けて戦う義務がある。先ずは開幕戦に集中しよう。」
2053-54 8月
いよいよプレミアリーグが開幕し、今季初戦はアーセナル戦です。昨シーズンは開幕戦の勝利から勢いに乗り13連勝を記録してスタートダッシュを決めました。そこまでは中々上手く行くとは思いませんが、やはり開幕戦の勝利は重要です。気を引き締めて挑みましょう。
オリスタニオ：「･･･開幕戦に勝利出来た事はチームにとって重要な結果になったね･･･。私自身のコンディション？？･･･悪くないね･･･このチームでプレー出来る事を誇りに思うよ･･･。」
カステジャノス：「難しい試合になったけどチームが勝てたことに満足しているよ。俺の起用方？？それは監督が決める事だ。俺自身に与えられた役割は理解しているし、それを全うするだけだね。」
ヨーロッパ年間最優秀選手
エスポージトが5年連続6度目のヨーロッパ年間最優秀選手に輝きました。
移籍マーケット最終日
経営陣：「KITARO、緊急事態だ。ガエタノ･オリスタニオから移籍志願を持ち寄られた･･･。君は聞いているか？？」
KITARO監督：「以前から話しだけは聞いていた。ガエタノがチームを離れるのはセリエAインテルミラノからのオファーのみと言うことをね･･･。」
経営陣：「そしてそのインテルミラノから移籍期間の閉幕間際にメガオファーが届いてしまったと言う事か･･･。」
KITARO監督：「ガエタノの気持ちは固まっている･･･彼の移籍願望に理解を示すべきだろう。」
経営陣：「だがオリスタニオの抜けた穴はどうする？？彼レベルの選手を今から獲得することは至難だぞ？？」
KITARO監督：「万が一に備えてリストアップはしているよ。取り敢えず期限付きの形で獲得するつもりだ。」
経営陣：「･･･分かった。だが他の選手が退団するのとは訳が違う。近いうちにファンやメディアに向けての会見はした方が良いだろう。」
KITARO監督：「もちろんだ。」
8月 ベスト11＆戦績
リーグ2節ボーンマス戦を最後にガエタノ･オリスタニオはカーディフCを退団し古巣となるインテルへ電撃移籍を果たしました。31歳となった今、インテルでもう一度挑戦するオリスタニオに声援を贈りたいと思います。
2053-54 9月
CLグループステージ 抽選結果
エスポージト：「CLグループステージ？？さっき確認したよ･･･クレイジーなチームばかりのグループだね。だが俺たちは何も恐れないしどんな相手にも勝利する自信がある。初戦が待ちきれないね。」
KITARO監督：「ガエタノの電撃退団について？？周知の通りだ。クラブは彼の意思を尊重し移籍を容認した。大幅な戦力ダウン？？確かに彼は重要でスペシャルな選手だ。しかしチームには優秀なMFが多く揃っているし、新たな選手も獲得している。それにチームは如何なる事態にも備えているし何も問題はないね。」
エスポージト：「ガエタノはリスクも伴う大きな決断を下したんだ。俺はこれまで奴の質の高いパスから多くのゴールを決めてきた。奴への感謝の気持ちは測りきれないね。インテルでの活躍を心から願っている。」
KITARO監督：「我々は最もタフでクレイジーなグループに属すこととなった。だが前回覇者としての誇りを胸に戦う準備は出来ている。CL連覇？？簡単な事じゃないがチームはそこを目指して戦うつもりだ。」
CLグループステージ初戦はスポルティング･ブラガと対戦します。オリスタニオ退団後初めての試合となりましたが結果は惜敗を喫しました。システムは4-3-3を変えずに挑みましたが攻め手を欠きFKによる1点止まり。オリスタニオの存在感を改めて実感しました。
経営陣：「おいおいおい大丈夫か！？オリスタニオが抜けた途端に公式戦2連敗じゃないか。やはり無理にでも引き留めた方が良かったかも知れないな･･･。」
KITARO監督：「今はガエタノの話しをしている場合じゃないんだが？？こんな時のために色々と試してきたんじゃないか。今はそれが実を結んでいないだけだ。我々は正しい方向へ進んでいるのは間違いないんだ。」
4節ワトフォード戦を２－１で下し公式戦3試合ぶりの勝利を挙げました。この試合からプランBとして用意してきた3バックで挑む事を決め、これまで1トップだった前線を2トップに変更します。本来WGのカステジャノスを真ん中で起用したところ悪くないパフォーマンスを見せ、結果まで残しました。そう言った意味でも手応えを掴みつつあるシステムです。
オリスタニオの後釜として獲得したバルダンツィが、移籍後初ゴールを挙げてチームを勝利に導きました。この試合でも可能性を感じさせるプレーを随所に見せ、彼への信頼度が増していきます。
グループステージ初戦はB組最弱と目されるスポルティング･ブラガに負けてしまい、一気に苦しくなったカーディフC。そして2節は本命バルセロナとの一戦が始まります。この試合でも3バックを採用し、中盤から前線にかけては臨機応変に采配を振るっていきます。
バルセロナの猛攻を何とか1点で凌ぎきり、2度訪れたチャンスをゴールに結びつけ勝利しました。守備時には5バックを形成し守りを固め隙あらばカウンターを仕掛ける堅守速攻スタイルで、この大一番を制しました。
ジャンルカ･ガウディノ 成長の兆し
9月 ベスト11＆戦績
今月はオリスタニオが抜けたことで、途中から基本システムを4-3-3から3-5-2（3-6-1）へ変更しました。完全にシステム移行をしたわけではありませんが、オリスタニオとシュライファースが居ない今のチームにおいて従来通りの戦い方は得策ではないと考えています。新加入のバルダンツィの適応次第では4-3-3と3-5-2の併用も可能になるかも知れません。
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