KITARO監督:「バイエルン戦??繰り返すが彼らは偉大なチャンピオンだ。我々にアドバンテージなど有るはずがないよ。グループステージ??確かに2戦2勝だったが時の運さ。ノックアウトステージでの彼らは全く別の顔を見せるだろう。心して挑まなければならないね。」
2060-61 4月
CL準々決勝1stレグはバイエルンのホームで開催されます。グループステージでも対峙した両チームの戦績は2戦2勝でフロジノーネが圧倒します。しかし決勝トーナメントでは本来のバイエルンらしい強さを発揮してくるでしょう。ナショナルウィーク明けですが概ね対抗出来うるメンバーを揃えて挑みます。
先制はバイエルンでした。圧倒的個人技から生まれたサネのゴールでホームチームが優勢に立ちます。しかし試合終盤にこの日先発したロッキが値千金の同点ゴールを挙げて引分けに持ち込みました。アウェイにて価値ある引分けを掴み取ったフロジノーネは、ホームでの2ndレグへ望みを繋げました。
33節はジェノア戦です。リーグ戦も蔑ろに出来ない状況ですが、次戦バイエルンとの大一番へ向けて主力を一部温存して戦います。この日結果を残したのはベテランFWコーダです。能力的には下降の一途を辿っていますが、決定力の高さを見せつけドッピエッタを記録し勝利に貢献します。首位との差は4ポイントでまだまだ射程圏です。
1stレグを引分けに終えたCL準々決勝はホームでの2ndレグを迎えます。リーグ戦で主力温存出来た事で、この試合は守備陣、中盤、前線をベストメンバーに近い最高のチームコンディションで挑めます。もはや小細工はナシです。正面からぶつかり勝ちきりたいと思います。
4強を懸けた2ndレグはまたしてもバイエルンに先制を許してしまいます。しかし早い時間でホイルンドの得点で追いつくと、ソッティルが先発起用に応えて逆転弾を突き刺し前半の内に逆転に成功しました。そこから膠着状態が続きましたが試合終盤にホイルンドが決定的な得点を挙げて勝負あり。もしも相性というモノが本当にあるとすれば、まさにこの試合の事を言うのでしょう。
CL準々決勝 結果
トッテナムとリヴァプールがそれぞれ大勝を収めて4強進出です。一方でユーヴェとインテルは準々決勝で姿を消し、セリエA勢ではフロジノーネのみが残りました。
CL準決勝 対戦表
悲願のCL初制覇を狙うトッテナムはレアル・マドリードと、そしてフロジノーネはリヴァプールと対戦が決まりました。シビれる抽選結果ですね・・・。
ボニフェイス:「移籍後初ゴール??とてもハッピーだね!!今日の2得点は俺自身を最大限アピール出来たはずだ。ゴールセレブレーション??最高だろう?」
今節は3位ローマとの上決戦です。逆転スクデットの僅かな可能性を繋げるためにも絶対に落とせない試合です。
3位ローマとの上位対決は凄まじい点の奪い合いになりました。開始早々にトゥラーティによるOGで先制点を献上するとそこから一気に守備が崩壊しました。スーレとソッティルが点を返しても直後に失点してしまい、中々反撃体制が整いません。後半にはPKを得てマイエッロが決めて1点差まで追い詰めるも再び2点差となるレオナルドのゴール・・・。この試合は3位との直接対決に敗れただけではなくユーヴェとの差も開き、間違いなく今季ワーストの試合でした。因みにフロジノーネ就任後最多失点です・・・。
先のローマ戦での惨敗のショックを拭えぬまま行われるCL準決勝1stレグ、リヴァプール戦が始まります。相手は説明不要の欧州屈指の強豪です。クラブランキングは8位で14年前にCL制覇、リーグ優勝は6度を数えます。アンフィールドでの戦いに求める事は『負けないこと』に尽きます。防戦一方は承知の上、堅い守備を崩さずとにかく失点だけは避けたいところです。
戦前の予想に反してこの試合の内容はポジティブなものでした。0-0のスコアレスドローに終わった事は狙い通りと言えますし、比較的チャンスも作れていたことに希望が持てました。この内容を継続して2ndレグも戦う必要があります。
4月 ベスト11&戦績
35節ローマ戦での大敗でスクデットの可能性が非常に厳しくなりました。しかし完全に途絶えた訳ではないので残り3試合を勝利しユーヴェの結果に委ねたいと思います。そしてCLではバイエルンを退けリヴァプールとも対等以上に戦えている事に手応えを感じています。CL覇者として無様な戦いだけは出来ませんね。
2060-61 5月
KITARO監督:「スクデットの可能性??極めて難しい状況になったがチームはまだ何一つ諦めてはいないよ。CLを優先した結果??・・・それは違うね。」
KITARO監督:「私はスクデットもビッグイヤーも本気で狙っている。それは今も同じだ。35節ローマ戦での采配に悔いはないよ。トゥラーティ??彼は優秀なGKだ。OG??誰にでもミスはあるし敗因にはならないね。」
KITARO監督:「CL準優勝も重要だが先ずは次のナポリ戦だ。勝ってユーヴェにプレッシャーを与えたいね。」
リーグ6位のナポリとの一戦です。僅かな望みを信じて勝利を目指すこの試合は、2シャドーにレイニエルとカルボーニのW起用を試します。どのような化学反応が示されるか楽しみです。
マルキーニョスの先制点から始まり、ベテランFWコーダのドッピエッタも繰り出されて終わって見れば3-1で快勝です。CFとしての序列が3番手か或いは4番手のコーダが欲しい場面でキッチリと結果を残してくれるのは本当に助かります。この勢いでリヴァプール戦も戦います!!
ファイナル進出を懸けた2ndレグが始まります。1stレグではダイク&ラモスの鉄壁守備を前に大苦戦しました。従ってこの試合のフロジノーネはRWGバルドグジ、RWBスーレを起用して、右サイドをより攻撃的なメンバーで構成して挑みます。とにかく勝たねば先がないので出し惜しみなしの総力戦です。
CL決勝を懸けたビッグマッチは無情な結末を迎えました。繰り返しますがこの試合も内容は本当にポジティブで負けた実感が沸きません。それでもリジエロに決められたあのシーンがこの試合のハイライトであり決勝へ進むのはリヴァプールです。本当に、本当に悔しい結果です。
CL準決勝 結果
CL準決勝もう一試合はレアルがトッテナムを下して、2年連続のファイナル進出を決めました。
バルドグジ:「リヴァプール戦??本当に受け入れ難い結果を残念に思う。でもチームは前を向いてエンポリ戦に集中したよ。スクデット??・・・そうだね・・・ユーヴェが圧倒的に有利に変わりはないね。でも差は2ポイントまで縮まったし最終節まで分からないよ。」
最終節に勝利した上でユーヴェの結果次第では奇跡の逆転スクデットもあり得ましたが、結果は1-1の引分けに終わりました。しかも先制しておきながらラスト1プレーで痛恨の失点・・・。最低最悪、悪夢のATです。結局ユーヴェが勝利して勝点を86にまで伸しリーグ連覇を決めました。今季もスクデット獲得ならずです。
5月 ベスト11&戦績
最終節のスペツィア戦は本当に情けないです・・・。結果的に勝っていてもスクデットのチャンスはありませんでしたが、重要な試合で勝ちきれない事に一瞬怒りさえ覚えました・・・。何とも締まらない形でシーズンを終えましたが、次回はシーズン結果を詳しく振り返ります。