セリエA順位表
今季のセリエA覇者は3年ぶり27度目のユヴェントスに決まりました。リーグ屈指の攻撃力を武器に得点を量産し2位以下に大差を付けてのスクデット獲得です。ユーヴェに続いたのがインテル、ナポリです。そして我らがフロジノーネが4位に入りました。昨季の2位に比べると悔やまれる順位ですが、何よりもCLを制覇出来たので良しとしましょう。後続はラツィオ、ローマと続きました。
リーグ戦スコア
ホイルンドがシーズンを通して安定して得点を決められた事に救われた部分は大いにあります。飛躍のシーズンとして期待したロッキは序盤こそ得点を決めるもその後は続かず物足りない結果に終わっています。来季以降もセリエA、CL、カップ戦と複数のコンペティションに挑むにあたって、得点パターンの見直しはチームの大きな課題となります。
過去2シーズン リーグ戦成績
今季のリーグ戦総得点「46」は、ML40シーズンの中でもワースト2位の数字でした。因みにワーストはサレルニターナ就任1年目の「45」です。昨季に比べて勝点にそこまで大差はないですが、やはり得点力が上がってこなければ上位進出は難しいです。
ゴールランキング
インモービレが2年連続で得点王に輝きました。フロジノーネからはホイルンドが20点の大台に乗せて4位にランクインしました。
アシストランキング
アシスト王にはラツィオからルイス・アルベルト、エスカランテ、ミランからケシエの3人が受賞します。
個人タイトル
シーズンベスト11
スクデット獲得のユーヴェからはボヌッチのみ選出となります。フロジノーネからはホイルンドとマイエッロが選ばれました。リーグ6位のローマからは最多の3選手が選出され驚きを見せます。
コッパイタリア 結果
2年連続で同じカードとなったコッパイタリア決勝はミランがユーヴェを圧倒し大会2連覇を飾りました。フロジノーネは2年連続で2回戦敗退です・・・。
セリエB順位表
昇格プレーオフ 決勝
名門サンプドリアがリーグ優勝を遂げセリエA復帰を決めました。サンプに続いたのがエンポリでここまでがストレート昇格です。そして残り一枠を懸けたプレーオフの結果、リーグ5位のブレシアが下克上を果たし最後の昇格の座を勝ち取りました。醍醐味ですね~。
CL・EL結果
CL初出場のフロジノーネはグループステージで窮地に立たされました。開幕3戦未勝利で敗退の危機の中、強豪リヴァプールを下し流れが変わります。そこからベンフィカ、ディナモ・モスクワに連勝し一変して首位通過を決めました。
決勝トーナメントに進むと準々決勝まではクジ運にも恵まれたかも知れません。ですが準決勝バルセロナ戦、そして決勝のレアル・マドリード戦ではラッキーで勝てる相手ではなく、改めて今のチームがどこまで通用するか試されました。
結果してバルサ戦、レアル戦をイタリアらしい戦い方で勝利し、初出場にして初制覇という信じられない結末を迎えました。振り返れば決勝トーナメントベスト16の2ndレグシャフタール戦から決勝まで無失点で勝利していました。いくら何でも出来過ぎな感じは否めませんが・・・今は喜びに浸ります。
今大会のEL決勝はレヴァークーゼンがアトレティコを粉砕し3年ぶり2度目の優勝を達成しました。
シーズンスタッツ・個人成績
シーズンを通して得点力が低かった中、一人気を吐いてゴールを量産したのがエース・ホイルンドでした。年間20得点以上は紛れもなくワールドクラスと言っても差し支えないでしょう。逆に言うと他のアタッカーに物足りなさを感じています。ロッキやスーレ、ソッティル辺りはせめて二桁得点を残さなければなりません。
守備陣に関してはリーグ総失点がインテルに次ぐ2位タイ、CLでも鉄壁の守備を見せ称賛に値するパフォーマンスでした。中でも途中加入のポングラチッチが非常に良い働きをしてくれました。来夏の買取OPの行使は確実です。
リーグ目標 総括
経営陣:「君自身が掲げた今季の目標、リーグ4位以内とCL4強入りを見事成し遂げたな!!」
経営陣:「CLでは4強どころかビッグイヤーだ!!全く信じられんよ!!全ては君の手腕のお陰だ。クラブを代表して君に賛辞を贈りたい。」
KITARO監督:「この偉業を為し得たのは全て選手が最高のパフォーマンスを見せてくれたからだ。称賛されるべきは私じゃ無く選手達だよ。」
KITARO監督:「だがリーグ戦ではもっと上手く戦えたと思っている。反省すべき点は多かったね。問題を改善し来季に向けて準備を始めるよ。」
クラブランキング更新
前回順位の119位から大幅ジャンプアップで60位にまで駆け上りました。言うまでも無くCL制覇が大きく反映されましたね。
昇格・降格クラブ