今節はミランがホームのミラノダービーです。
インテルは開幕3連勝中だが、先のCLプラハ戦では痛恨のドローに終わっている。
メディア各方面から色々と言われているが、払拭するにはダービーでの”勝利”しかない。
第4節 インテル×ミラン
インテル【3-5-2】 ミラン【4-3-1-2】
完勝です!
開幕4連勝を懸けて挑んだ今季最初のミラノダービー。RWBにはダンブロージオ、セントラルにはセンシ、ブロゾヴィッチ、バレッラの組合わせでスタートしました。
試合を通してもインテルがかなり押していた印象です。ラウタロもルカクも良かったし、センシも相変わらずのハイパフォーマンス。中でも良かったのがバレッラでした。アシストのシーンでは質の高いクロスで2点目をお膳立て。ああ言うクロスがピンポイントと言うのだろう。
途中から入ったポリターノやカンドレーヴァも決定的なシーンも作ったし、欲を言えばどちらか入ってて欲しかった・・・。いずれにしてもピッチに立った選手全員が集中し躍動していました。
しかし、敵ながら心配してしまう出来だったのがミランです。
システム4-3-1-2は良いとして、トップ下にスソはないでしょ・・・。サイドで起用して初めて脅威になる選手なのにもったいない。だったら普通に3トップの右で使えば良いのでは?と思いました。
逆に今後脅威になり得る選手と感じたのが、今夏新加入のR・レオン。”ポルトガルのムバッペ”なる異名を持つらしいですが、実際見てもかなり良い選手だと率直に感じました。彼がチームによりフィットした時、インテルにとって最も脅威な存在となるに違いない。
何だかんだいっても最大の勝因は3バックの3人です。ピンチらしいピンチが思い出せないほど安定してたのではないだろうか。センシか誰かがボールロストしてカウンターを喰らった場面も集中して守っていたし、ドリブルで仕掛けたミランの選手が無謀にも突っ込んでくれたので助かりました。左サイドのレオンに渡していればかなり危険でしたが・・・。
とにかくリーグ戦では負けなしの4連勝を飾り、絶好調と言っても良い今のインテル。あとは来週に迫るCLバルサ戦。ここを何とか勝利してもらいたい。
バルサ戦まで中2日、3日で進む厳しいスケジュールとなっているが、ラツィオ戦、サンプ戦に勝利してバルサ戦に挑めれば精神的にも良い状態で臨めるはずです。
ここまで生まれ変わったインテルをCL決勝トーナメントでも見たいじゃないですか。何としてもグループステージを突破してもらいましょう。