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WE2021 ML43年目【2062-63】「#320 残留?売却?元エースの去就」


昨季セリエA3位 CLグループステージ敗退 ELベスト16
昨季途中からギラシをエース候補に立てるも買取OP使えず一旦退団
構想外のホイルンドの売却が急務
今季は5年契約最終年。契約延長の為には何らかのタイトルが必須条件

 

シーズン目標

経営陣:「KITARO、今季は君の5年契約の最終年だ。」

経営陣:「万年セリエBの弱小クラブだったフロジノーネを今やセリエA上位を安定して維持している。そして2年目のCL制覇は大いなる功績だ。」

経営陣:「君への評価と信頼は揺るがないが・・・今一度君の手腕でフロジノーネの強さを見せつけてくれ。」

KITARO監督:「もちろんだ。特にスクデットはクラブにとって悲願とも言える。そしてCLでは昨季不甲斐ない結果に終わってしまったからね。今季はタイトルにこだわって戦うつもりだ。」

経営陣:「そうだな、先ずは今月始まるCLプレーオフを勝ち抜き本戦出場を決めてくれ。」

 

夏のメルカート

これから今夏の移籍マーケットが開幕しますが、先ず始めにチーム状況を整理しましょう。

昨季は絶対的エースだったホイルンドが極度の不調に陥りシーズン途中にエースの座を剥奪されました。攻撃の軸を失ったフロジノーネはリーグ戦、CL共に成績が振るわずタイトルを逃しています。

昨冬にエース候補としてリストアップされたFWセール・ギラシを期限付き移籍で獲得し、その契約内容には買取OPも付帯しており完全移籍の金額は約46億に昇ります。決して安くない金額を捻出するにはホイルンドの売却が必須でしたが適正オファーが届かず買取OPの行使は実現しませんでした。

今夏補強の最優先事項は『ホイルンドの適正金額での売却』と『セール・ギラシの完全移籍での獲得』に尽きます。移籍期間内に決まれば良いのですが・・・。

 

IN

DFアレッサンドロ・ボンジョルノ 29歳 ¥1,215,700,000 ←ブレシア

 

MFオンニ・ヴァラカリ 33歳 ¥269,125,000 ←バーゼル(レンタル1年)

 

FWジェンナーロ・トゥティーノ 27歳 ¥1,325,012,500 ←サレルニターナ(レンタル1年買取OP付)

 

最優先事項のギラシ獲得が中々進まない状況下において、他の補強ポイントを進行させました。

先ずはDFアレッサンドロ・ボンジョルノは脂の乗ったキャリアに即戦力として獲得です。

次に33歳のMFオンニ・ヴァラカリは昨季バーゼルを優勝へ導き、中盤ながら19得点を挙げる活躍を見せました。フロジノーネとしては資金難からレンタルでの獲得です。

最後はFWジェンナーロ・トゥティーノです。昨季セリエBで得点量産しスカウトの目に止まりました。本職はLWGでソッティルの売却も考えていたフロジノーネにとってはCFの次に補強しなければならないポジションです。トゥティーノは9番でもプレー可能な事から理想の補強となりました。因みに契約内容はレンタル1年買取OP付です。

残すはホイルンド問題だけですが、移籍期間一杯まで粘ってラストピース獲得へ尽力します。

 

CLプレーオフ

昨季フロジノーネはリーグ3位で終えたのでCLはプレーオフからの参戦になります。相手はスポルティングCPで昨季CLグループステージで同組だったチームです。戦績は1勝1分でフロジノーネが有利に思われますが全く油断出来ない戦いになりそうです。

 

適正オファーが未だ届かないホイルンドはこのプレーオフに帯同しており、コンディションからスタメンに抜擢しました。実際に能力、実績からすれば間違いなくエースの器なので、移籍期間内までに目を見張るパフォーマンスと結果を残せば信頼回復に繋がる可能性もゼロではありません。チームを勝利に導く活躍を願いましょう。

本戦出場において重要なホーム戦を0-2で敗北し醜態を晒してしまいました。先ず何と言っても内容が悪すぎました。イージーミスとボールロストが多く、特に主将マイエッロの出来はチームワーストと言わざるを得ません。攻撃陣においても決定機は無く脅威を与えることすら出来ませんでした。この結果から本戦出場がかなり難しくなってしまいましたが、2ndレグに全てを注ぎ込み大逆転勝利を目指します。

 

セリエA 開幕

KITARO監督:「我々は開幕へ向けてハードワークをこなし準備は出来ている。最高の開幕戦を期待しているよ。プレーオフの敗北??まだ半分残っている事を忘れてはならない。本戦出場の可能性は十分にあるよ。」

KITARO監督:「トップターゲットのギラシ獲得が難航している??我々には優秀なストライカーが幾人も揃っている。必ずしも必要な補強とは言い切れないね。ホイルンドの売却??彼も現時点では優秀なストライカーの一人だ。」

KITARO監督:「フロジノーネはタイトル争いに相応しいチームなんだ。スクデットレース、ビッグイヤー、その全てにおいて結果が求められている。自分達の信念を忘れず今シーズンも戦うよ。」

 

トゥティーノ:「今夜は忘れられない日になったよ。スペシャルなチームの一員になってゴールも決められたんだ。だがこれは始まりに過ぎない。もっと多くの事でチームに貢献したいね。とにかく本当にハッピーだ。」

 

CLプレーオフ 2ndレグ

1stレグをホームで0-2のスコアで敗北したフロジノーネは、逆転勝利に必要な条件は勝利のみです。さらには1stレグの点差をひっくり返すスコアも重要になってきます。とにかく攻め抜く強い気持ちが大切です。

この試合は1stレグの時よりも内容は改善され1-0で勝利しましたが、結果的に合計スコアで勝る事が出来ずCLプレーオフで敗退が決まりました。先発出場したロッキを含め途中出場のホイルンドもゴールを決められず、依然としてフロジノーネFW陣には批判が集中します。シーズン開幕早々にショッキングな結果を受け入れなければなりません・・・。

 

CLプレーオフ 結果

バルセロナ、チェルシー、ドルトムントといったCL常連クラブは順当に本戦出場を決めました。プレーオフの敗北したチームは舞台をELグループステージに移すことになります。

 

ホイルンド:「ファンやメディアの間では俺は既に構想外のようだが、監督は俺を信じて起用してくれている。その信頼に応えられて嬉しいよ。俺はこのチームの9番だ。その責任をこれからも全うし続けるだけだ。」

 

ヨーロッパ年間最優秀選手

ゼニト所属のアルチョム・ジュバが(転生を経て41年ぶり)自身2度目のヨーロッパ年間最優秀選手を受賞しました。

 

経営陣:「CLプレーオフ敗退は非常に残念な結果だったな・・・。フロント陣営でも落胆を隠せないほどだ・・・。しかしシーズンは始まったばかりだ。いつまでも引きずっている訳にはいかないぞ??」

KITARO監督:「当然だ。チームは既に気持ちを切り替えてリーグ戦に臨んでいる。強豪アタランタに快勝した結果が全てを物語っているよ。」

経営陣:「残す問題はホイルンドの売却だな・・・。移籍マーケット期間も間もなく閉幕だ。残念な事に未だ我々が納得するようなオファーは届いていない。MLSやCSLからのオファーは幾つかあるようだが・・・。」

KITARO監督:「ラスムスはまだ25歳の若者だ。今からMLSやCSLへ場を移す事は到底受け入れてもらえないだろう。ラスムスの希望は移籍するならばあくまでもヨーロッパ主要リーグだ。そして彼は今でも必死に残留を熱望しアピールしている。その姿を見て私には無碍に出来ない。」

KITARO監督:「今夏に強引な売却はチームにとっても得策じゃない。ラスムスとの契約が切れるのは来夏だ。今冬までチャンスを与え売却するかどうかはその時に決断するよ。」

経営陣:「・・・いいだろう。どのみちホイルンドと同等のストライカーを獲得するには予算が足りないからな・・・。こちらでもギラシを含めて範囲を拡げてスカウティングに尽力しよう。」

 

夏のメルカート 閉幕

IN

先に紹介した3選手に加えイタリアの若き原石『クリスティアン・ヴォルパート』をサッスオーロから獲得し補強を終えました。結果的に新たなストライカーの獲得には至りませんでしたが、アタランタ戦で見せたホイルンドのプレーはかつての決定力の高さを彷彿させるもので、復調の兆しとも取れます。さらにはロッキ、トゥティーノ、ボニフェイスと駒は揃っているので、タイトル争いに不足はないと思います。

MFクリスティアン・ヴォルパート

トレクアルティスタを主戦場とする技巧派10番タイプ。非凡なパスセンス、高い決定力、180cm以上の恵まれたフィジカルから成されるボディバランスが備わったドリブル。現代サッカーにおいて必要とされる要素が備わったまさにダイヤモンドの原石。

 

OUT

僅か半年で退団となったボニファーツィ、出場機会を求めてサッスオーロに移籍したバレネチェア、レンタル移籍を繰り返すも開花せずLASKに完全移籍を果たしたアリヨン・イブラヒモビッチの合わせて3選手が今夏の退団が決まりました。

 

基本フォーメーション 3-4-3

CFホイルンド(ロッキ、トゥティーノ

LWGトゥティーノ RWGスーレ(C)

LWBヒッキー OMFレイニエル CMFブレシャニーニ RWBザンパーノ

CBインカピエ CBボンジョルノ CBスカルヴィーニ

GKチェロフォリーニ

赤字は今夏新加入

 

8月 ベスト11&戦績

今夏のメルカートも最終日を迎え閉幕しました。結果的に焦点となっていた9番の獲得は実現せず、ホイルンド残留でシーズン前半戦を戦います。その他には新主将としてスーレを任命し、長年主将を任されてきた『不動のアンカー』マイエッロに代わりブレシャニーニがレギュラーへと序列を上げました。さらには昨季までWボランチを採用してましたが、中盤の2枚には攻撃的MFのレイニエルを置きブレシャニーニとコンビを組ませます。細かい点で変化はありますが基本的な戦い方は何ら変わりません。堅守速攻を軸に目標へ向けて参りましょう。

 

NEXT「ELグループステージ開幕」!!!

 

 

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