今季のホイルンドは開幕から不調を極め、シーズン半ばで事実上の構想外となりました。代わりにセール・ギラシをエース候補としてリストアップし冬のメルカートで獲得に動きました。しかし移籍金が高額なため先ずは半年間のレンタルで獲得し、ギリギリまで交渉した末に買取OPも取り付けます。完全移籍の金額は約46億でその資金捻出の為ホイルンド売却を決意したのですが・・・移籍の噂は出れど中々オファーが来ず・・・。資金不足のため買取OPが行使出来ない可能性が出てきました。
シーズン結果
セリエA順位表
最終節で逆転優勝を果たしたのが王者ユヴェントスです。3年ぶりのスクデットを目前にして逃したインテルはショックが大きいでしょう。そして優勝争いから早々に脱落し3位を何とか死守したのがフロジノーネです。守備陣の奮闘は光りますが如何せん攻撃力、得点力の乏しさに泣いたシーズンでした。この得点力では優勝争いに加わる方が無理な話です。そして来季はCLプレーオフを戦い本戦出場を目指します。後続にはラツィオ、サッスオーロが健闘を見せミラン、ローマ、ナポリは不本意な順位となりました。
リーグ戦 スコア
リーグ前半戦はホイルンド、ロッキ共に不調を極め、特に5節~14節の10試合では僅か2勝と苦しみました。その後も勝利しても奪った得点は1点、2点。如何に守備陣に救われた分かります。
後半戦はセール・ギラシの加入で攻撃陣に競争力が生まれ結果して得点力アップに繋がりました。前半戦不調だったロッキも完全に目覚めてゴールラッシュ。お尻に火がつくとはこの事でしょうか。結果的にホイルンドはキャリアワーストのリーグ戦4得点に留まり、最後まで復活することはありませんでした。とにかく今は適正価格での売却先を見つけることが最優先されます。
ゴールランキング
メルテンスが初の得点王に輝きました。チームトップのロッキは11得点をマークし意地を見せました。
アシストランキング
バレッラが10アシストでタイトル獲得です。チームトップはバルドグジの6アシストですがやっぱり少ないですね。今季の得点力では仕方ないか・・・。
個人タイトル
シーズンベスト11
フロジノーネからはレイニエルとゾルテアの2人が選出されました。レイニエルの選出は納得ですがゾルテアは何故・・・??成績的にもザンパーノの方が良かったんですがね。毎度の事ながら不思議な選出基準です。
コッパイタリア 結果
今大会はユヴェントスが優勝です。スクデットも含め国内2冠を達成しました。
CL・EL 結果
レアル強し!!もうこの一言に尽きます。レアルとグループステージで戦った時も大差こそ付きませんでしたが結局2連敗でした。昨季プレミア初制覇したトッテナムもCL決勝まで進む勢いを見せましたが敵いませんでしたね・・・。レアルは4年ぶり5度目のビッグイヤーです。
指揮官としても5年ぶりのEL参戦となりましたが本当に難しい戦いです。今季もCLグループステージ敗退しELベスト32から参戦しましたが、正直エスパニョール戦でも苦戦し紙一重の勝利でした。敗れたワトフォード戦もそうですが簡単に勝ち進める大会ではありませんね。
そして優勝したのがインテルです。セリエA勢としては14年ぶりの快挙でインテルにとっては初のEL制覇になりました。
シーズンスタッツ・個人成績
プレーエリアは僅かに右サイドが高く、バルドグジやスーレといった右サイドを主戦場とする選手の成績から見れば納得の数字です。チーム内得点ランクに今季はホイルンドの名前は無く、トップは昨季まで2番手だったロッキが14得点を記録し2年連続で二桁得点を達成しました。次いでトップ下で躍動したレイニエルが9得点、プレーの殆どが途中出場のバルドグジが8得点、そして冬の加入ながら8得点を記録したギラシが続きました。
最多出場はスーレの39試合、最多得点はロッキの14得点(30試合)、最多アシストはバルドグジとカサデイの7アシスト、最高平均点はギラシの6.7でした。
- ロッキ 30試合 14得点 2アシスト 6.3
- ギラシ 12試合 8得点 1アシスト 6.7
- ホイルンド 36試合 4得点 5アシスト 5.8
- ボニフェイス 18試合 4得点 0アシスト 5.9
今季CF4人の成績です。絶対的エースだったホイルンドの低調な成績は明らかで、何度も繰り返しますが放出は既定路線です。その売却資金で期限付き移籍中のギラシを買い取る予定ですが、未だホイルンドの市場価格に見合ったオファーが届きません。ギラシを今季中に完全移籍の契約を結べないと余計な資金が掛かるので何とか急ぎたい所なのですが・・・。
シーズン目標 総括
経営陣:「今季最大にして最優先に掲げたスクデットだが、我々は早々に優勝戦線から脱落し遠く及ばない3位に着地した。CLでは主役どころかグループステージ敗退の始末だ・・・ELでもベスト16止まり。」
KITARO監督:「・・・」
経営陣:「この成績を全て君の責任だと言うつもりはない。だが君も考えを変えてもらわなきゃならん。我々フロントが言いたい事は分かるな??」
KITARO監督:「分かっている。私はフロジノーネの為に最善を尽くさねばならない。そのためにはチームの改革だって厭わないつもりだ。全ては勝利のために・・・。」
経営陣:「・・・君の考えと我々の考えが合致していて安心したよ。君の契約はあと1年残っている。君のような実績ある指揮官には長く居てもらいたい・・・が、それは君次第だ。」
経営陣:「とにかく来季に向け、今すべき事に集中し準備を始めるんだ。」
KITARO監督:「yes.sir」
クラブランキング更新
フロジノーネは前回順位の31位から3ランクアップの28位になり、ついにトップ30入りです。
昇格・降格クラブ
ヴェローナ、SPAL、ペスカーラが降格し、サンプドリア、レッジーナ、レッチェが昇格しました。サンプドリアとレッチェは1年でセリエA復帰を果たします。
価格:2340円 |