リーグ戦の全日程が終了し、ペルージャは3位でフィニッシュしました。昨季は9位という順位で終えたのを思い返せばかなりの飛躍と言えます。優勝こそ逃したが確実に昇格プレーオフ圏内に留まり、これから残り一つの昇格の座を賭けた戦いが始まります。厳しい戦いが待っているが、必ず勝利して”セリエA”へと戦いの場を移したい。
昇格プレーオフ 準決勝
プレーオフ準決勝の相手はリーグ戦7位のレッチェ。今季の成績は2戦1勝1分とペルージャに分があった。しかし結果は1-1のドローに終わり次戦ホームでの戦いに全てを賭けます。
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2ndlegも2-2のドローで終わったペルージャ。合計スコアでも3-3のイーブンでAGを考えればペルージャの負け・・・??試合終了の瞬間はそう思い込み落胆しました。しかし選手達が歓喜。プレーオフのレギュレーションを確認していませんでした。AGでは劣るもののこのプレーオフでは関係ないようです。イーブンの場合はリーグ戦の順位が優先され、3位のペルージャが勝ち上がります。まじめに焦った(笑)ともかく勝ち進んだペルージャは昇格を懸けた決戦へ挑みます。
昇格プレーオフ準決勝 結果
昇格プレーオフ 決勝
昇格を懸けた運命の一戦、相手はヴェローナ。危険極まりない相手だが結果は惜しくも1点に泣き敗北してしまった。後が無くなったペルージャは次のホームでの戦いに全身全霊を懸けて戦います。
全てを懸けて挑んだプレーオフ決勝2ndlegも結果は惨敗・・・。この時点でセリエAへの昇格が絶たれた。合計スコアは0-3で全くお話にならない結果と内容に「悔しさ」という感情すら沸かない心境です。
昇格プレーオフ決勝 結果
6月 ベスト11
6月は3選手が選ばれた。中でもピナモンティの終盤における活躍は目覚ましく冬からの加入にもかかわらずリーグ戦10得点の大台に乗せ、さすがの決定力と言ったところか。しかし昇格を逃したプレーオフでの戦いは、リーグ終盤の好調をも忘れるほどショックが大きい。来季こそ悲願の昇格へ向けて準備をしていかなくてはならない。
2020-21シーズン結果・総括
経営陣:「シーズン序盤の調子を維持出来れば良かったが、最後まで続かなかったな。後半の失速は今後の課題だ」
KITARO監督:「もっと上手くやるはずだったんだが。(むしろ前半の失速をシーズン終盤に盛り返したんだが・・・?)今から来シーズンの準備をするよ・・・」
どんなシーズン内容であれこの演出は変わらないのだろうか・・・。トンチンカンな評価で一気にモチベーションが下がります(笑)
そんなどうでも良い事は置いといて、今シーズンも全日程が終了しました。リーグ戦では3位に滑り込み昨季の成績からすれば大きな飛躍を遂げたシーズンとなりました。しかし最終目標の「昇格」はあと一歩のところで逃してしまい悲願達成とはならなかった。
ー 何が良くて何がいけなかったのか ー
結果と共に振り返っていきたいと思います。
セリエB順位表
今季におけるターニングポイントはやはり2トップから3トップへシフトチェンジしたことだろう。3月終わりに3トップへ変えてからは6勝1分の無敗を貫き、7戦15得点と得点力が格段に上がりました。結果論からすればピナモンティとエスポージトの共存は出来なかったと言う事になるが、可能性はゼロではありません。来季も色々模索しながらあらゆるパターンを試していきたい。
リーグ戦の勢いをそのままにプレーオフに挑んだが、準決勝、決勝と共に苦戦を強いられた。敗因は明確で、過密日程によるコンディション不良と疲労蓄積が挙げられます。つまりは選手層の違いによるものなのです。特に決勝のヴェローナ戦では疲労困憊が明らかで、持てる力の半分も出せなかったのではないだろうか。しかしそういった部分も含めて勝負なのだから言い訳にしかならない。
来シーズンはプレーオフまで見据えて1年間戦い抜く戦力が必要になってきます。
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ゴールランキング
若干19歳にしてペルージャの点取り屋が得点王に輝いた。20ゴールの大台まであと僅かだったが、「エースの座は渡さん」と言わんばかりの存在感を示した。そして今冬加入したピナモンティも流石の決定力できっちり二桁得点をマーク。この二人が共存して輝ける日は訪れるのだろうか。
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アシストランキング
序盤はトップ下の1stチョイスで起用されたシンがチームトップの6Aをマーク。しかし好不調の波のせいか、完全にガエターノにポジションを奪われてしまい、ベンチを温める機会が増えてしまった。今後好不調の波を改善すれば再びスタメンでの起用も増えてくるかも知れない。
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個人タイトル
シーズンベスト11
ペルージャからはエスポージトとガエターノが選ばれた。それぞれ決して替えの効かない主力がシーズン通して実力通りの活躍を発揮出来たのは非常に評価出来ます。
コパイタリア 結果
ペルージャは2回戦でラツィオと対戦し善戦を見せるもAGの差で惜敗。優勝はインテルに快勝したアタランタが輝いた。
チーム内各種ランキング
昨季までのエスポージト依存症がピナモンティの加入で解消しつつあります。あとは3トップにしたことで両翼の奮起も今後に期待しよう。
中盤ではダイナモとしての役割を全うしたケフランが急成長を遂げている。プレーの安定感は抜群で頼もしい存在だ。
大きな崩壊もなく概ね安定した守りを見せた守備陣は、予想を遙かに上回るハイパフォーマンスを見せてくれました。しかし不安要素が全く無い訳ではなくまだまだ改善の余地はある。それでもリーグ随一の堅守を誇った事については称賛に値します。
契約延長
一時は途中解任にまで発展しそうな程不振に喘いでいたが、何とか復調し結果契約延長までこぎつけました。しかし目標だった昇格はまたしても果たせず期待を裏切った事には変わりはない。来季はペルージャでの”ラストチャンス”くらいの強い気持ちで挑まなければ。
昇格・降格クラブ
昇格を果たしたのはいずれもセリエA常連の3クラブ。降格は昨季の昇格組が揃って1年持たずしてセリエBへと戻ってきた。トップリーグで勝ち続けるのが如何に難しいのかが伝わってくる。来季こそ・・・!!!
CL&EL 結果
CLはユヴェントスが初制覇。昨季のリーグ王者同士の素晴らしいカードです。
ELはバルセロナが圧巻の強さを見せ優勝を果たした。CLではまさかのグループ敗退を喫しELへ回ったバルセロナ。屈辱的敗退を味わったもののやはりその強さは別格と言わざるを得ない。
クラブランキング更新
リーグでの好成績が影響し大幅に順位を上げたペルージャ。来季はせめて二桁台に登りつめたい。
トップ16
CL制覇を果たしたユーヴェが若干順位を上げた他、多少の変動はあるが顔ぶれに変わりなし。特に上位3チームは微動だにしていない。来季はこの牙城を崩すクラブが表われるのか、今から楽しみでなりません。