1stlegをアウェーでスコアレスで引分けてのホーム戦です。とにかく点を獲らなきゃいけません。
インテル
4-2-3-1
ケイタ
ペリシッチ ポリターノ カンドレーヴァ
バレロ ベシノ
ソアレス シュク デフライ ダンブロ
ハンダノヴィッチ
フランクフルト
3-1-4-2
ヨヴィッチ アラー
ウィレムス ガチノヴィッチ コスティッチ ダ・コスタ
ローデ
ヌディカ 長谷部 ヒンテレッガー
トラップ
結果 0-1 ×
合計スコア 0-1 敗退
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怪我人や出場停止の選手が多数いるインテルは、スタメンを作るだけでも厳しいチーム事情の中、大方の予想通り、敗北を喫してELから姿を消しました。
イカルディを始め、ブロゾ、ナインゴラン、アサモア、ラウタロなど主力の半分を使えないインテルのフォーメーションは、1トップに復帰間もないケイタを置き、トップ下には不慣れなポリターノ、左サイドバックには適正のないソアレスを配置。苦し紛れにも程がある。半ば急造されたスタメンでは連携など微塵も感じられない、本当に酷い内容だった。
失点はまさかの場面で生まれた。大きく跳ねるハイボールの処理を誤ったデフライのクリアミスから奪われて、あっけなく失点・・・。試合開始5分での出来事でした。
5分 0-1
出鼻を挫かれたインテルは、アウェーゴールを獲られた事により勝利に必要な得点が2点となった。しかしこの日のインテルの攻撃陣では可能性すら見出せない出来だった。チャンスと呼べる攻撃は皆無で、たまにポリターノの個人技からの単発のシュートくらい。1点が霞むほど遠いインテルは、フランクフルトの猛攻を耐え凌ぐ時間帯が恐ろしく長かった。
後半に入っても流れは変わるはずもなく、時間だけが過ぎていく。すると不慣れな左サイドバックで精細を欠いたソアレスに代えてラノッキアを投入。システムを3バックに変更し違いを作ろうとするも効果はあまりない。攻撃に比重を置く意味もあったのだろうが・・・。さらに中盤のバレロに代えて10代のエスポージトを投入。ワンチャンスを期待してかスパレッティの真意は分からないが、個人的には、白旗宣言にも取れた交代に感じました。なにせ週末には天下分け目の大一番が控えているのだから。
残り1枚の交代カードにもポリターノ→メローラを使う。インテルは中盤の底のアンカーにシュクリニアルを置いて攻撃的に仕掛けるも、完全に手詰まり。それどころかフランクフルトのカウンターの餌食となった。結果的には1失点で抑えたが捨て身の攻撃で守備がスカスカ。5点くらい失点しててもおかしくなかったが、ハンダノヴィッチが一人奮闘し凌いだ感じです。
このままスコアは動かず、0-1で敗北しELベスト16で姿を消した。
試合前からチーム内外での問題を抱えたいたインテルは、勝てたら儲けもん。その位不利な状況下でした。さらにELに対するモチベーションの違いも明らか。フランクフルトは選手全員が高いモチベーションで挑んでいた。それはプレーを見れば分かりました。対するインテルはCL敗退からEL参戦で温度差は否めなかった。
とにかくこれでインテルの欧州での挑戦は終わりました。敗戦直後に中3日で”ミラノダービー”が控えている。3位ミランと4位インテルの直接対決。勝てば3位浮上となり、負けられない一戦だ。