アウェーでのドルトムント戦。勝てば一気に16強が見えてくる大一番です。怪我から復帰したセンシの起用を示唆する一方、ガリアルディーニが戦線離脱(アサモア、ダンブロも)。前節のホームでのような戦いを見せてくれ。
グループF 第4節 インテル×ドルトムント
インテル【3-5-2】 ドルトムント【4-2-3-1】
絵に描いたような逆転負け。前半と後半はまるで別の試合かのようだった・・・。
アサモアとガリアルディーニを欠いたインテルのスタメンはLWBにビラーギ、中盤にベシノを起用したコンテ。
試合開始僅か5分にインテルが先制する。中盤からのロングボールをラウタロが上手くDFを背負い、そして交わしてドリブルでゴール前へ。ルカクも走り込んで実質GKと2対1のビッグチャンス。フリーのルカクへ渡すかと思われたが、シュートを選択し見事ゴールに突き刺した。とにかくDFを背にしたボール処理が上手いラウタロ。このパターンは駆け引きやセンスがなきゃ出来ないプレーだし、ラウタロにとっては大きな武器となっている。
あまりに早い先制点で思わずバルサ戦を思い出したが、前半のドルトムントはあまり出来が良くなかった。ポゼッションが高く押し込まれる時間もピンチもあったが、それ以上にインテルのカウンターも鋭どく、いくつかの決定機を作れていた。
そして40分、自陣からインテルのカウンターが発動し、最後はベシノが完璧に仕留め2点目を奪った。2点目の一連の流れで光ったのはラウタロのサイドチェンジ。ドフリーのカンドレーヴァを目がけてドンピシャのロングパスは最高の流れでした。
前半を2-0で終えた後半に立て続けに2失点。そして最後は逆転を許す決勝点を決められ”完敗”を喫した。
前半から裏を取られまくっていたビラーギの守備には不安しかなかった。サンチョ&ハキミの攻撃はそう簡単には止められないが、それでもお粗末な守備が多かった。現にハキミはSBながらもこの日2点も決められている。そして後半に入りミスが目立ったベシノ。交代で入ったセンシも違いを生み出せず、後半は何もさせて貰えず防戦一方の展開だった。と言うかバルサ戦の二の舞?デジャヴ??下手すりゃバルサ戦よりも酷かったかも知れない。
敗戦の要因は中盤の主導権を奪われた事が大きいです。スタミナのある前半はプレーの質も高く、強豪にも互角以上に渡り合えます。今日のようにかなり攻め込まれてもワンチャンスを決定機に結びつけられるのです。あくまでもスタミナMAXの”前半”は。
しかし後半に入ると時間が進むに連れて、スタミナが減り運動量が減り、ミスが多発、これは負け試合の流れです。運動量を終盤まで持続出来るのはバレッラくらいだろうか。ブロゾヴィッチや両WBのパフォーマンスの低下は歴然だ。代わりに入る選手の質が同等くらいであればまた違ってくるだろうが、今のインテルの選手層は極めて薄い。国内の中堅以下には通用するかも知れないが、ビッグクラブに対してはそうは行きません。後半の出来を見れば逆転されるのも時間の問題、負けるべくして負けたと言わざるを得ない内容だった。
いずれにしてもこの敗北でインテルはグループ突破に向けて窮地に立たされた。プラハ戦はもちろんバルサ戦でも勝利が必要です。可能性が残っている限り諦めず戦って欲しいし声援も送りたい。グループF最終節のバルサ戦のことは考えずに、アウェーでのプラハ戦を先ず勝利して望みを繋げよう。最後まで何が起こるか分からないのだから・・・。
CLグループF 順位表
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