CLグループF第2節vsバルセロナ、カンプノウにて激突です。
この試合メッシも戦列に復帰しほぼベストメンバーで挑むバルサ相手にコンテスタイルがどこまで通用するか。攻めのバルサ、守りのインテル。そう多くないチャンスを確実に仕留めなければなりません。
グループF 第2節 インテル×バルセロナ
インテル【3-5-2】 バルサ【4-3-3】
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鮮やかな逆転負け。やっぱりバルサは強かった。
メッシが怪我から復帰しベストな布陣で挑むバルサに対し、インテルはルカクを欠く布陣で挑んだ。ルカクの代わりに抜擢されたのはサンチェスだった。
開始早々に試合が動きます。バルサ自陣でファールをもらったインテルが素早いリスタートでDFの裏へ抜け出したラウタロへスルーパス。パスを受けたラウタロはDFを背負いながらも左足を振り抜きゴール右隅に決めてインテルが先制に成功。あまりに早い展開に見てても最初は決まったのか分からなかった(笑)
ファーストチャンスをモノにしたインテルは、その後も前半はバルサ相手に互角以上の戦いを見せました。守備ブロックからのカウンターを徹底し、ダイレクトで繋いでシュートまで持ち込むシーンもあり、決定機はインテルの方が多かったはず。ただ、互角以上に渡り合えていただけにスタミナも万全で運動量が多かった前半の内に追加点が欲しかった。
前半はリーグ戦同様の鉄壁でピンチらしいピンチを迎える事なく終え後半に入ります。
しかし後半から徐々にバルサの攻撃が脅威となってくる。
前半はブスケツの部分で攻撃スピードが上がりきらず、同時にメッシからの仕掛けが集中していたのでメッシさえ潰せば何とかなっていた。しかしブスケツに変わってビダルが入るとトップ下のような位置に入り、メッシの攻撃を近い位置でサポートする。これによりインテル守備陣を攪乱させました。その結果メッシの負担が軽減し、本来の脅威となるドリブル、パス、シュートが益々活きてきました。
そして遂に同点に追いつかれ、更には逆転を許してしまった。
初めの失点は変わって入ったビダルからの浮き球をスアレスがボレー。これはハンダノヴィッチと言えどもノーチャンスだった。そして2失点目は右サイドからメッシのエグいドリブル突破で最後は中央で待ってたスアレスが冷静に押し込んだ。アサモアが鮮やかに抜かれカバーに入ったシュク、デフライ、ブロゾの3人をも引きつけてのラストパス。圧巻のプレーと言わざるを得ない。
後半は9割守りの時間となり、チャンスどころか攻撃回数も1度か2度程度。マイボールにしてもバルサのプレッシングでパスミスを連発。瞬く間に奪われまた守備の時間の繰り返し。セカンドボールも殆ど拾えず、インテルは何もさせてもらえなかった。
後半に入って気になったのがカンドレーヴァの右サイド。明らかな運動量の低下とグリーズマン、デンベレとのミスマッチ。後半頭からダンブロージオに変えても良かったのでは?と思いました。あくまで攻撃に転じる姿勢ならラザロとか。結果的には失点に繋がらなかったが、特にデンベレが入ってから危ういシーンも多かったのは事実だし、そこを狙われていた感もありました。セリエではカンドレーヴァの守備力で凌げてもCLではそうはいきません。ホームでのバルサ戦はそこも注目して見たいと思います。
結局この試合はメッシ、スアレス、ビダルの3人にやられたと言ってもいいでしょう。特にビダルが入ってから流れが変わりました。バルベルデの采配がズバリ的中です。
しかし忘れてはいけないのが、この試合インテルはルカクを欠いていたこと。そして敗北から学ぶ事も多いし、コンテならこの試合からバルサ撃破へのヒントも見出せるはずです。次回メアッツァでのバルサ戦は勝利を期待しよう。
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