インテル スタメン
ジェコ ラウタロ
ディマルコ バレッラ ベシノ デュンフリース
ブロゾヴィッチ
バストーニ デフライ シュクリニアル
ハンダノヴィッチ
グループステージ第2節はアウェーでシャフタール戦です。
この試合は不動のメンバーに加えてディマルコ、デュンフリース、ベシノをスタメン起用です。
CL初勝利の期待とは裏腹に、試合の入りからプレースピードが鈍く、インテルの調子の悪さは明白でした。前半に至ってはホームチームの勢いに圧倒されてインテルのチャンスは皆無に等しい状況です。強いて言うならばバレッラのコントロールシュートがバー直撃の場面でしょうか。
時間が進むに連れてシャフタールが決定機を作り始め、守備陣の奮闘が目立ちました。特にシュクリニアルのスーパーブロックは絶体絶命を回避したビッグプレーでした。それほど試合の大半をシャフタールに押し込められた印象です。(実際のシュート本数、オンターゲットではほぼ同じ数字ですが・・・)
後半に点を獲りにいくインテルは攻撃的選手を投入します。先日負傷離脱したコレアも途中出場を果たし戻って来ました。概ね回復したと見て良いでしょう。
後半にやや盛り返したインテルは終盤に決定機を連続して迎えるも、相手GKの神がかり的なセーブでゴールを割れず・・・。前半の低調なプレーも響き結局スコアレスドローに終わり、初勝利とは行きませんでした。
セリエAとはまるで別のチームかと錯覚するほど、CLだと低調なプレーになってしまうインテル。
次節は最も勝点を計算出来るシェリフ戦です。
しかし周知の通りグループ最弱と見なされていたシェリフは初戦に続きレアルにも勝利し、勝点6で連勝スタートを切っています。
次節で何としても勝利しなければならないインテルですが、このモルドバの絶対王者にもし負けるような事が起きればかなり突破が難しくなってしまいます。
今後の日程では、サッスオーロ、ラツィオ、CLシェリフ、ユヴェントスと続き、セリエAのラツィオ戦とイタリアダービーに照準を合わせて戦う事が予想されていましたが、果たして谷間のシェリフ戦で主力を温存出来るのでしょうか・・・。