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ハンドメイド【カバーオール】「釦、リベット、タグ付け・完成編」


前回は縫製過程を一気に紹介しました。

釦ホールを開ける所まで進み、今回は釦、リベット、タグを付けて完成させたいと思います!!


釦・リベット付け

先ずは釦付けですが、今回のカバーオールはデニム素材で作っているため、タック釦を使用したいと思います。

大きさは17mmの物を使います。

付ける際にハンマー、目打ち、専用打棒、下敷きを準備します。

釦付け位置に裏から目打ちを刺して、タック釦を受けるトゲの方を穴に差し込みます。

タック釦の穴にそのトゲをはめて、打棒をセットして一気にハンマーを叩いていきます。

前釦6個、胸ポケットフラップに各1個ずつ、袖カフスに各1個ずつ、腰タブに左右各1個ずつ、合計12個を付けていきます。

付ける前に当然ですが予め位置を決めておけば、数分で付け終わります。

 

次にリベット付けです。

ご存じ、ジーンズのポケットの補強のために付けられる物ですが、今回はカバーオールにも各所に付けていきたいと思います。

今回リベットを付ける箇所は、胸ポケットの下の角に左右2箇所ずつ、腰ポケットの口部分に各2箇所、マチ部分にそれぞれ4箇所ずつなので、全部で16箇所に付けていきます。

付け方はタック釦と同様に目打ちで穴を開けて、トゲの方を裏から刺してフタを被せて専用打棒をはめてハンマーで叩きます。

タック釦とリベットの打棒はそれぞれ専用の物を用意しなくてはなりません。最初はコストが嵩みますが、この専用打棒があれば仕上がりの質も格段に上がりますし、オススメです!!

やはり釦とリベットが付くと雰囲気が出ますね^^


タグ付け

釦とリベットが付けば、もはや完成と言っても問題ありません。

しかし今回はリアリティを出すために首の裏にタグまで付けて完成にしたいと思います。

タグと言っても多種多様で色々あります。製作当初は要らない服のタグをほどいて付けようかなと考えていましたが、カバーオールを作っている内にどんどん拘っていき、タグも格好良く自作して付けていこうと決心しました^^

今回は、首の裏に付けるタグと、袖に付けるタグの2種類を作っていきます。

自作と言っても、デザインは既存のデザインを使用するし、作り方もコストの掛からない簡単な作りです。

今回使用するのは『アイロンプリントペーパー』を使って、自分好みのタグを作っていきます。

はがきサイズで3枚入/¥500程で買えるのでちょうど良いですね^^

左が首裏に付けるタグで、右が左袖カフスに付けるタグになります。

作り方は超簡単です。

好きなデザインを希望のサイズに直し、用意したアイロンプリントペーパーで印刷します。

希望のサイズに切り取り、アイロンで当て紙の上から押さえて完成です。

タグの大きさに切り取って、四方をアイロンで折り込んでミシンで叩いていきます。このときズレないように両面テープで固定します。

同じように袖のタグも作っていき、縫い付けていきます。

良い感じですね^^

本当は袖カフスのタグは別なタグを付けていましたが、自作のタグに付け替えました。

これで全行程終了になります。

最後までご覧頂き有り難うございました。

次回作も考えているので、またご紹介したいと思います^^

ではまた!!

 

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