ウィカム・ワンダラーズに就任して今シーズンで5年目を迎えます。昨季はチームが躍進を見せリーグ初優勝、クラブ史上初の偉業達成で歓喜に沸きました。一方で初出場のCLでは快進撃を見せるも準々決勝でバルセロナに敗れ悔しい思いもしました。
今シーズンは昨季と同等、もしくはそれ以上の結果が求められます。
シーズン目標
経営陣:「KITARO、今シーズンの目標について話そうか」
経営陣:「昨季は目標以上の成果を挙げ、本当によく頑張ってくれた。しかし我々は勝ち続けなければならないのは理解していると思う。当然今シーズンも上位進出を果たさなくてはならない」
KITARO監督:「当然だ。我々はプレミアリーグ王者になったが、1度限りの優勝経験でユナイテッド、シティ、レッズ等と肩を並べているとは思っていないさ」
KITARO監督:「具体的な順位は?」
経営陣:「理想はリーグ連覇だが、私も鬼じゃない。このリーグで勝利し続ける事が如何に難しいかは理解しているつもりだ。それを踏まえて、4位以内を目標にしてもらう。CL出場出来るか否かは大きな違いだ。当然今季のCLでもそれなりの結果は出してくれ」
KITARO監督:「4位以内か・・・妥当だな。CLでも昨季以上の結果には拘って戦うつもりさ。更に言えばバルセロナとの再戦を望んでいるんだ。あの敗戦は本当に悔しかったからね・・・」
経営陣:「フッ・・・頼もしい限りだな。それとプレシーズンマッチでICCの参戦が決まっている。参加チームはバルセロナ、ユヴェントス、ベンフィカだ。舞台は違えどバルセロナにリベンジを果たす良い機会だ」
KITARO監督:「二度負ける気は毛頭無いね。楽しみにしててくれ」
経営陣:「後は補強計画についてだが、今夏の移籍予算は約25億、年俸予算は約20億だ。まぁその辺は君の好きなように遣って構わないが、結果が全てだ。原石の発掘も良いが実績のある実力者も補強に考えてくれよ」
KITARO監督:「OK」
International Champions Cup 開幕
ICC 1節 vsユヴェントス(CR7位)
今夏補強第1号!!
ICC 2節 vsバルセロナ(CR2位)
ICC 3節 vsベンフィカ(CR19位)
ICC 結果
今大会、ウィカムは1勝2敗で3位に終わりました。プレシーズンと言う事もあり、色々な選手、システムを試しながらの戦いになりましたが、それでもこの結果は残念でなりません。ユーヴェやバルサ相手にももう少し渡り合えると思っていましたので・・・。
大会後に加入が発表されたのはエヴァンデルです。昨季デンマーク王者ミッティランからの補強になりました。
Community Shield
今季初のタイトルを懸けたコンペティション『Community Shield』が始まります。リーグ王者とFA Cup王者が対峙する負けられない戦いです。新戦力のエヴァンデルやベロンの起用にも注目です。
前後半90分を戦い0-0のスコアレス。勝負の行方はPK戦に委ねられます。
この試合ウィカムは新戦力3選手をいきなり先発起用して挑みました。しかしレスターの5バックを崩すまではいかず得点を奪えません。そして決着付かずPK戦へ。守護神B.Pファレルの神セーブが光り4-1でPK戦を制しCommunityShieldのタイトルを獲得しました!
2024-25 夏移籍マーケット
数名の補強はしていますが、ここで今夏の補強ポイントを確認します。
- 引退したリッキーに代わるゲームメイカー
- ジェルヴィーニョ級のサイドアタッカー
- LSBの強化
以上の3点が主な今夏の補強テーマです。それぞれの候補リストはありますが、予算上かなり厳しい状況です。従って今夏も売却ありきの補強となりそうです。
IN
本命のガブリエウ・ベロンは期限付きでの補強になりました。22歳の逸材はかなり市場価格が高騰しており、今現在の契約解除金は約66億・・・。今のウィカムには到底手が出せません。彼の特長は何と言っても”快足”です。ジェルヴィーニョをも凌ぐスピードは大きな武器となります。さらにアシスト能力にも定評がありチャンスメイクにも期待します。
次にMFエヴァンデルです。彼も期限付きでの補強になりましたが、こちらは買取OP付きの条項を設けています。活躍、チームへのフィット次第では行使するでしょう。
この選手は少し思い入れがあって、WE2018にその存在を知りMLで獲得しました。当時は適性がLWGでバリバリのアタッカーでした。しかし年を追う毎にポジションを下げていき、今ではCMFが適正になっています。もちろんWGやトップ下なども可能ですので、リッキーに代る10番としては適任だと思っています。
LSBの改善・強化と言う事でファンクド・メディナをレンタルで獲得しました。特大のポテンシャルを持ちながらもフランス2部で燻る逸材は、ウィカムにとって最高のSBの補強になったと思います。
CBでは昨季期限付きで加入したベン・ホワイトをそのまま完全移籍で獲得です。昨季以上のパフォーマンスに期待しましょう。
OUT
放出は3選手です。補強予算を捻出する意味で、CB有望株リチャーズを敢えなく売却しました。そして期待を込めて獲得したデイン・スカーレットはレンタル放出を経ても結果を残せず在籍3シーズンでノーゴール。やむを得ない決断と言えるでしょう。
基本フォーメーション
4-4-2のシステムは変わりませんが、両サイドアタッカーに快足を配置します。左もこなせるジェルヴィーニョ、右サイド専属のベロンを起用して再度攻撃の厚みを出します。
プランB
4-3-3の3トップでより攻撃的なフォーメーションです。中盤にはエヴァンデルを中央に置きゲームメイクを託します。トップ下というよりは3CMFの真ん中という感じです。プランBと言ってますが、状況次第ではこちらがメインになるかも知れません。
リーグ戦開幕直前 記者会見
記者:「プレミア王者として迎える今季は、やはり目指すはリーグ連覇ですか?今季の意気込みをお聞かせ下さい」
KITARO監督:「全てのチームが優勝を目指して戦っていると思うが、もちろん我々も例外ではない。しかしあくまで我々は挑戦者だ。1回の優勝で自惚れるほど愚かではない。とにかく誇りを持って今季も戦うよ」
記者:「補強について。エスポージトの脅威的かつ素晴らしい活躍もあってチームを優勝に導きました。しかしエスポージト依存も一部では囁かれています。2番手3番手のFWを補強しなかったのは失敗という報道もありますが?」
KITARO監督:「確かにセバスティアーノは素晴らしいストライカーだ。欧州でも指折りの9番だろう。しかし我々にはジャコモと言う素晴らしい能力を持った選手もいる。彼は昨季15得点の結果を残したんだ。まだ若いがアデバヨの存在も忘れないでくれ。それに点を獲るのは9番に限った事じゃないのは分かっているはずだ。我々は11番、10番、8番、7番からも点が奪えるチームだ。開幕すれば全てが明らかになるはずだ」