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WE2021 ML46年目【2065-66】「#348 時代の区切り」

ウインターブレイク

セリエA順位表(19節終了時点)

今季首位で前半戦を折り返したのはユヴェントスで、勝点差1で追走するのが我らがフロジノーネ。さらにナポリ、インテル、ラツィオ、ミランと続いています。

リーグ戦 スコア(19節終了時点)

開幕戦ではユヴェントスに惨敗してしまい就任以降最悪のスタートとなってしまいました。しかしチームは2節から立て直り勝点を積み重ねていきます。6節ラツィオ戦で今季2敗目を喫するも、そこから13試合で11勝2分と負けなしで一気に順位を浮上させました。現在もリーグの連勝は継続中で、この勢いのまま後半戦へ挑みます。

歴史的惨敗を喫した開幕戦からのV字回復の要因は何だったのか…。自己分析を軽く行いましたが、極めて単純な事でした。先ずは新戦力のチーム適応が早かった事です。特に若手FWコロンボの活躍は予想を遙かに上回りました。当初CFとしては3番手で考えていましたが、蓋を開けてみればチームトップの得点を残しています。若手に負けじとドフビクやエヴァニウソンも結果を残しており、理想的な相乗効果を成せました。

2つ目として型に固執しない戦い方が出来ている点です。昨季まではシステム3-4-3を基本として対戦相手、チーム状態、試合状況に関わらずシステムを曲げずに戦って来ました。しかし今季は3-4-3と3-4-2を併用して戦っており、割合で言えば2トップの方が多いかも知れません。相手もフロジノーネを分析、対策するのは当たり前で、チームの柔軟な変化が必要だったのです。

以上の事からかつてない連勝を継続し、確かな手応えを感じながらここまで戦ってきました。ELでも危なげなくグループステージを勝ち抜けられて、全てが順調と言って良いでしょう。

 

ELグループステージ 結果

ニースとキルマーノックが勝ち抜けてベスト32へ進出しました。前評判の高かったベシクタシュは無念の敗退です。

 

ウルブズが首位通過、2位争いは僅差でディナモキエフが掴み取りました。実力で言えばトップ通過も狙えたヘタフェ。これがELグループステージの怖い所です。

 

6戦無敗で勝ち抜けたのはフロジノーネです。負けない戦いの重要性が多いに詰まったグループステージでした。CL制覇の経験もあるスパルタク・モスクワはまさかの3位敗退で大会を去りました。当然ながらクラブランキング通りにいかないのがフットボールです。

 

2強2弱の組合わせと思いきや終わって見れば接戦が繰り広げられましたが、やはりリヨンとレヴァークーゼンは強かったです。

 

今大会優勝候補筆頭のアーセナルは6戦全勝で格の違いを見せつけました。残る一枠はコペンハーゲンに決まります。

 

ラツィオも6戦全勝で他を圧倒しました。攻守共にグループ随一の結果です。2位にはエールディヴィジからユトレヒトが勝ち抜けます。コーダはまだ現役なのだろうか…。

 

期待を裏切らない結果に終わったグループGはバレンシアとライプツィヒが32強へ進出です。

 

アザール擁するホッフェンハイムが群を抜く強さで1位通過を決めました。2位には順当にビジャレアルが続きます。

 

トッテナムとポルトの2強に対しバーゼルがどこまで戦えるかがポイントだったグループI。そんな中大健闘を果たしたのがトゥエンテでした。ポルトをギリギリまで追い詰めるもあと一歩届かず3位に終わります。

 

この顔ぶれであればミランとリールの勝ち抜けが妥当でしょう。フロジノーネ、ラツィオに続きセリエAでは3チーム目の決勝トーナメント進出です。

 

ドルトムントが流石の強さで首位通過、2位突破はトルコの名門フェネルバフチェに決まりました。

 

グループLではユヴェントスの1強は揺るがず他を圧倒しました。2位にはサンテティエンヌがヘントを振り切って32強進出です。

 

CLグループAにて波乱…!!

CLグループステージで気になったので載せますが、グループAではレアル・マドリードがまさかの3位敗退の大波乱が起こりました。熾烈な三つ巴を制したベンフィカとモナコは称賛に値しますね。

 

ELベスト32 対戦表

ベスト32の組合わせが決まり、フロジノーネは6季前にELを制覇したレヴァークーゼンと対戦します。数あるクラブから難敵を引き当ててしまいましたね…。他の注目カードはレアル・マドリードvsアーセナルのビッグマッチでしょう。CLファイナルでもおかしくない組合わせがELベスト32で実現するとは…。

 

冬のメルカート 開幕

 

遂に退団を決意…!!

マイエッロ:「この決断は簡単な事ではなかったよ。それでも私は新天地へ移籍することを選んだんだ。今は新たな挑戦をすることに集中しているよ。偉大なクラブで腕章を巻けた事は私の誇りだ。フロジノーネの今後の躍進を心から願っている。」

 

クラブランキング更新

最新のクラブランキングでは前回から2つ順位を上げて12位に浮上したフロジノーネ。再びトップ10入りが目前です。

 

シーズン目標 中間査定

経営陣:「開幕戦の大敗には不安を隠せなかったがここまで良く挽回してくれた。リーグ戦に加えてEL、コッパイタリア共に順調と見て良いだろう。この調子で頼むぞ。」

経営陣:「それと先日発表されたマイエッロの売却には少なからず批判の声もあったが、一番は君が了承してくれた事に驚いているよ。」

KITARO監督:「ラファエルの移籍は正直反対だった。彼は精神的支柱であり頼れるベテランだったからね。だが彼は移籍を決断したんだ。私は何よりも彼の意思を尊重したいと思ったまでさ。」

経営陣:「今冬の補強プランはあるのか??」

KITARO監督:「…現状、新たな戦力は不要だろう。今のスカッドで後半戦も十分戦える。それにバランスも良いし成熟味も増してきた。強いて言えば一人気になる選手が居るんだが、恐らく期限付きで交渉することになるだろう。」

経営陣:「確かに下手に補強してチームバランスが崩れる事は避けたいな。」

 

2065-66 1月

リーグ後半戦が始まり、20節は勝点差1で迎えるユヴェントスとの首位決戦です。今季開幕戦で6失点の惨敗した記憶が嫌でも思い出される相手ですが、開幕時と今ではチーム状態も当然違いますし、フロジノーネには勢いと自信で満ちあふれています。この試合ではドフビクを1トップに置く3-4-3で挑み首位奪取を狙います。

首位ユーヴェとの直接対決に挑んだフロジノーネはフューリッヒとドフビクのゴールで勝利しました。この結果からフロジノーネが今季初の単独首位に踊り出ます。開幕戦のリベンジは果たせましたね。

 

コッパイタリア3回戦はラツィオが相手です。初戦はアウェイの戦いになりましたが、バルドグジのドッピエッタによって完封勝利を挙げました。

 

2ndレグも危なげない試合運びで結果は1-0勝利を飾り準々決勝へ進出します。次なる相手はナポリです。

 

21節ペスカーラ戦も盤石の勝利を挙げて首位堅守です。ユーヴェは2連敗で3位後退、ナポリが順位を上げてきました。

 

今節ヴィオラ戦ではフューリッヒとドフビクのゴールで快勝します。13節のインテル戦から何と破竹のリーグ戦10連勝達成です。

 

23節はホームでミランと対戦します。ミランは優勝戦線から大きく離されていますが決して侮れません。フルメンバーで勝利を狙いましょう。

レイニエル:「今日の試合はとてもタフな内容だったね。だけど重要なのはチームが勝利した事だ。今日は俺のゴールがたまたま決勝点になっただけさ。今のフロジノーネはどこからでも得点が生まれる強い集団だ。このまま勝ち進みたいね。」

 

24節はジェノア戦です。ここまで4試合連続無失点のフロジノーネでしたが、この試合では守備陣が乱調して3失点。ですがそれを補うが如く4得点で勝利しました。これでリーグ戦の連勝を「12」まで伸ばし首位をガッチリ守っています。

 

ベスト11&戦績

今月は公式戦7試合を全勝で終えました。さらに月間ベスト11には2トップにフロジノーネから両WGが選出される珍しい場面も。チーム全体が好調な証です。

 

冬のメルカート 決定版

IN

今冬唯一の補強となったのが半年の期限付き移籍で獲得したMF藤本寛也です。足下の技術に長けキック精度も高い能力は魅力の一つです。後半戦において”JOKER”的役割を期待しましょう。

 

OUT

マイエッロの退団に続き、こちらも最古参の一人だったザンパーノもエンポリへ移籍が決まりました。ザンパーノは長らく不動の右サイドに君臨し、通算193試合出場で4G21Aを記録しました。この2人がフロジノーネから去った事は、時代の区切りを意味しており何とも感慨深い感情が込み上げます。

 

 

NEXT「カウントダウン」!!!

 

 

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