就任2年目のシーズンも3ヶ月が経ち、サレルニターナは現在4位と好調です。エスポージトとオルソリーニを中心に迫力満点の攻撃を見せリーグ戦5連勝もマークします。ただ、ミランとインテル相手には完敗を喫し改めて「BIG3」との戦力差を痛感しました。ウインターブレイクまで残り2ヶ月、着実に勝ち点を積み重ねていきたいところですが・・・。
2038-39 11月
グループCの本命ライプツィヒ戦第2ラウンドでもスコアレスドローに終わり痛み分けです。内容ではほぼポゼッションを握られる苦しい展開ですが、負けない事に意味を持ちます・・・。
リーグ戦に戻り10節はヴェローナ戦です。決して格上とは思えない相手ですが結果は0-2で敗北します。取りこぼしを避けたかっただけにショックは大きいです。
昨年から急激な成長を見せているスペツィアですが、今シーズンもここまで3位と絶好調です。そんな古巣相手にまたも0-2で完敗を喫します。ELから3戦連続未勝利&無得点と突然の大失速。序盤の勢いはどこに行ったのか・・・。
名門復活に燃えるローマとの一戦は善戦はするも一歩及ばず惜敗し、リーグ戦3連敗で順位も8位にまで下落します。一体どうしたものか・・・序盤で通用していた攻撃パターンが完全に封じられ現状は為す術なし。早急に打開策を考えねばなりません。
現在の不調がELにまでも影響し、この試合でも無得点でスコアレスドローに終わりました。3戦連続スコアレスドローの結果、グループCは大混戦となり3チームが横並びで最終節に挑みます。せめてもの救いはサレルニターナの相手が最下位ルガーノと言うことでしょうか・・・いやいや何が起こるか分かりませんね(笑)
リーグ戦3連敗の結果を受け止め、これまで採用してきた「4-4-1-1」のシステムを変更して今節ラツィオ戦に挑みました。「4-3-3」の3トップで攻撃陣を組み、前節初ゴールを挙げたノア・ラングとオルソリーニを両WGに配置、そしてトップ下にはギャラガーを抜擢します。これがハマったのかどうかは分かりませんが、現在降格圏に漂う不調ラツィオを撃破し4試合ぶりの勝利となりました。この試合をキッカケにチームの復調を願うばかりです・・・。
11月 ベスト11&戦績
2038-39 12月
KITARO監督:「現状のチーム状態について??決して本来の姿ではないのは確かな事だ。しかし特定の誰かの責任ではなくチーム全体の問題だ。我々はシーズン序盤の頃の勢いを取り戻すために日々努力している。もう少し様子を見てみよう。」
今シーズン好調のサンプドリア戦は1-2で惜敗します。リーグ戦直近5試合で1勝4敗と不調を極めるサレルニターナ・・・。因みにこの試合では「4-4-1-1」に戻して戦いました。システムに問題があるのか・・・。
14位に低迷するモンツァ戦ですが、決定力を欠き無得点に終わります。負けなかった事がせめてもの救いでしょうか。
ELグループステージ最終節はルガーノ戦です。負けると結果次第では敗退が決まる重要な一戦でしたが、結果は5-2で久しぶりの快勝を収めグループCの首位通過が確定しました。オルソリーニが前半でトリプレッタを成し遂げこれまでの鬱憤を晴らす活躍を見せました。そして期待の選手パリージにもようやく今季初ゴールが生まれます。
快勝を収めたELからリーグ戦へと戻りベネヴェント戦を迎えますが、結果はまたしてもスコアレスドローです。とにかくリーグ戦では得点力不足が際立ち勢いに乗れません。攻撃陣の補強をせざるを得ない状況です。
フラッテージ 成長の兆し
今節は昇格組ブレシアとの一戦です。孤軍奮闘するオルソリーニが先制点、追加点にノア・ラングのゴールが生まれ落とせない試合を勝利します。4試合ぶりの勝利で内容も良く、復調のキッカケにしたいところですが・・・。
今節は絶対王者ユヴェントス戦です。現在3位のユヴェントスですがその戦力は説明不要でしょう。サレルニターナとは天と地ほどの戦力差はありますが、可能性を秘めた「4-3-3」で挑みます。
やはりユヴェントスは強かった・・・。内容的には防戦一方の展開でスコア以上の差を再認識させられました。せめて一矢報いる反撃を見せたかったのですが、それすらも出来ずに唯々攻め込まれた試合でした。
前半戦最後の試合はサッスオーロ戦です。正直戦力的には相手が上ですが、これ以上の負ける訳にはいかず強い気持ちを持って挑むも0-1で惜敗します。守備陣、特にCBの控えが弱く(分かってはいた事ですが・・・)ブレーメル抜きで戦うと失点は避けられないのが現状で、それを補う程の得点力が今はないので八方ふさがり状態です。冬のメルカートでは得点力のあるFWと即戦力のCBが必要不可欠ですね・・・。
12月 ベスト11&戦績
11月・12月のリーグ戦では10試合で2勝2分6敗という結果に終わりました。10試合での得点数は僅か6点に留まり、その決定力不足が浮き彫りとなります。失点数は11点で1試合平均1点台。現状の守備力を考慮すれば及第点としなければなりません。やはり攻撃陣の活性化がチームの復調に直結すると言えるでしょう。しかしご存じの通り金欠弱小クラブのサレルニターナにはビッグネームの補強を出来るほどの資金力はありません。従って補強には放出という犠牲が伴うのです。今冬も厳しい決断を迫られそうです・・・。