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WE2021 ML13年目【2032-33】「#90 シーズン結果」


スペツィア就任2年目の今シーズンは初めから山あり谷ありでしたが、結果的に『EL制覇』というタイトルを得る事が出来ました。開幕当初に掲げた目標と照らし合わせて今シーズンを振り返ります。

セリエA 順位表

”CL出場圏”を目標に掲げた今シーズンの最終順位は4位でフィニッシュし、一応目標はクリアとなりました。結果的にELを制覇出来たので、仮に4位以内に入れなくとも来季のCL出場圏は手にした事になります。

スクデットは”絶対王者”ユヴェントスが獲得しリーグ3連覇です。勝点は97P、攻守共にリーグ屈指の強さを誇った戦力は、他を寄せ付けない異次元の強さを感じました。勝点23P差を付けられてジェノアが2位フィニッシュの快挙を達成します。さらにインテル、スペツィア、ミラン、ナポリと続きました。

下位を見ると昨季に続き名門ローマがセリエBへの降格が決定しています。首都クラブが2年連続で降格する事態は想像も付きませんでした・・・。(ラツィオは1年でのセリエA復帰が決定済み)

シーズン スコア

リーグ序盤はラスパドリ&ピッコリの奮闘で好調を維持します。カップ戦では新加入ジョヴィンコのFKが冴え渡り快進撃を見せました。しかしシーズン折り返し辺りからチーム状況が悪化し、極度の得点力不足に悩まされ不振に陥ります。

チームを立て直すべく獲得したのがエスポージトです。加入後は圧倒的な存在感を放ち結果を出し続けます。さらにエースの相乗効果で他の攻撃陣も躍動し得点力不足を払拭しました。特にEL決勝トーナメントでは勝ち進むに連れて完成度が増していくのを実感出来ました。

シーズン終盤では【4-4-2】→【4-3-3】へシフトチェンジした事が功を奏したと思っています。

ゴールランキング

得点王にはパヴォレッティが輝き2年ぶり2度目の個人タイトルです。さらに18得点で2位に入ったのは宇佐美で驚きを隠せません・・・。WGのイメージが強かったのですが、実際には9番で起用されていました。まさかこんなに量産しているとは・・・。

アシストランキング

アシスト王にはレラガーが初受賞です。スペツィアからはピッコリとジョヴィンコが10位タイでランクインです。

個人タイトル

シーズンベスト11

リーグ戦ではチーム唯一の二桁得点に乗せたジョヴィンコが選出されました。他はユーヴェとジェノアが大半を占めています。

コッパイタリア 結果

ベスト8で敗退したコッパイタリアはジェノアがユーヴェを下し優勝です。この強さが本物であれば来季は無視できない存在になりそうです。

大会個人タイトル

大会得点王に輝いたのは冬に加入したエスポージトです。僅か4試合で5得点を記録し決定力を見せつけました。

大会ベスト11

個人スタッズ

トップスコアラーはジョヴィンコの24得点、次いだのが冬に加入したエスポージトの19得点です。30歳を超えたピッコリやラスパドリも二桁得点を記録しました。

他にもフェルナンデスやランツァファーメは著しい成長を見せ、アシスト数も含めて多くの選手がゴールに関与出来た事に満足しています。

シーズンスタッズ

今季最も多かったゴールパターンはスルーパス、次いでポストプレーです。この二つはもはや代名詞と言えるでしょう。次いで多かったのはセットプレーからの17得点です。記憶が正しければML史上最多の記録だと思います。

守備面ではアンカーのペトルッチに注目したいです。ダイナミックな守備で奪取回数、エアバトルの両方でのハイパフォーマンスは称賛に値します。攻撃面ではアシスト数こそ多くはありませんが、高いパスセンスを駆使し中盤の底で起点となりました。若くして挫折を味わった元逸材ですが、スペツィアでは再び輝きを取り戻したと言えるでしょう。

CL結果

今季のCLはユヴェントスが延長戦の末にレアルを下し、悲願のビッグイヤーを掲げました。セリエA勢では6季ぶりの快挙です。

EL結果

CLとは打って変わって大差のついたファイナルでした。スペツィアのEL制覇により、今シーズンはCL、EL共にセリエA勢が頂点に立ったことになります。同一国がそれぞれを制覇するのは3シーズン前のウィカム(CL)、ウルブズ(EL)以来史上2度目となりました。

大会ゴールランキング

大会アシストランキング

クラブランキング更新

ELを制覇したスペツィアは189位から大きく飛躍し105位まで浮上しました。上位陣に大きな変動はなくウィカムが依然としてトップを守ります。

このクラブランキングですが、もう少し精度を上げてくれると面白味が増すと思っています。ウィカムに関しては私が退任して以降は3シーズン無冠です。にも関わらず依然として1位に居ることには違和感しかありません。リーグ戦、CL、EL、国内カップ戦での成績で常に変動してくれる事を次回作に期待したいと思います。(無理でしょうが・・・。)

シーズン総括

経営陣:「KITARO、今シーズンは目標の4位以内に入り、そしてEL制覇を成し遂げてくれた事には本当に感謝するよ!!」

経営陣:「今シーズンの我々はこの国のトップリーグで確かな実績を残せた。クラブに対する君の功績は計り知れないものだ。」

経営陣:「我々としては君に来シーズン以降も契約を打診したいと考えていたのだが、当然受け入れてくれるだろう??」

KITARO監督:「・・・すまない・・・。」

経営陣:「!?」

KITARO監督:「実は複数のクラブから契約の打診が来ている。ユヴェントス、インテル、ナポリ、アーセナル等・・・。」

経営陣:「おいおいおい、どんだけモテ期だよ・・・。でもまさか・・・嘘だろう????」

KITARO監督:「・・・すまない・・・。」

経営陣:「もう行き先は決まっているのか!?」

KITARO監督:「・・・ああ。インテルと契約するつもりだ。」

経営陣:「・・・仕方ないな。君のことだ、もはや何を言っても曲げる気はないのは分かっている・・・。それに君とは単年契約だ、どこにも規約違反は存在しない。良いだろう、君の申し出を受諾しよう。」

KITARO監督:「理解してくれて感謝する・・・!!」

 

昇格・降格クラブ

来季昇格を決めたのはヴェローナ、ラツィオ、アスコリです。ラツィオは1年でのセリエA復帰ですが、アタランタはリーグ3位に入るもプレーオフでアスコリに敗れ屈辱のセリエB2年目になります。降格は名門ローマ、中堅トリノ、そしてSPALです。

 

 

見え透いた茶番劇を最後まで読んで頂きありがとうございます・・・。

ご覧の通り2年間指揮したスペツィアに別れを告げ、新たにインテルに就任することが決まりました。

これまでジャイアントキリングを念頭に置きクラブを選んで戦ってきました。しかし今回はその信念に反するかの如くインテルを選びました・・・。

理由としては、エスポージトの年齢が31歳になり能力も下降線になり始めてきます。トップパフォーマンスを維持出来るのは恐らくあと2~3年でしょう。その間に何としてもインテルでプレーしたいと漠然とですが考えてきました。

これまで散々『ジャイアントキリング精神』を語ってきておきながら、結局は『ビッグクラブかよ』と思われるかも知れませんが、インテルで指揮する願望は捨てきれませんでした・・・。

どうか今後の『インテル編』も読んで頂ければ幸いでございます。

 

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