プレミアリーグ7年目となる今シーズンも、3ヶ月が経ちました。課題として上げていた「シーズン序盤の戦い方」ここまでシティに破れはしたが、9戦7勝1分1敗と過去最高のスタートを切れたと思います。中でも特筆すべきは守備の安定でしょう。9戦終えて失点は僅かに「2点」。クリーンシートは半分以上の5試合を記録します。サコ&ヴィダを中心とした安定した守備がチームに勝ちの流れを呼び寄せている。もう一つ挙げれば、システムの臨機応変な対応だろう。昨季までは頑なに「4-3-3」を貫いてきたが、今季は「4-4-2」を多様しいます。中盤の4枚は2ボランチに両サイドアタッカーを用いるフラットな陣形。そして自分的には禁断とも言える2トップ。今では珍しいとも言えるこのシステムが意外とフィットし、難しい試合でも勝ちきれている。”絶対エース”ピナモンティと”急成長”バロテッリが共存し新たな化学反応が生まれています。この好調維持すべく、11月のレスター戦からは基本システムを「4-4-2」へ本格的に変更し挑みます。
世界一スリムでインテリジェントなハイブリッドスマートウオッチ【NOWA】
2030-31シーズン 11月
第10節 vsレスター(H)
前記にも書いたように、今節から4-4-2の陣形で挑みます。Wボランチはザニオーロ、グエンドゥージ、アフェライの3人での組合わせです。サイドアタッカーは左にリッキー、右にナルシンを配置。2トップにはピナモンティ&バロテッリが基本で、STとしてディアスやザニオーロを、”切り札”としてゴミスが控えます。
完璧!!!大量4得点を叩き出し、守備陣は無失点に抑えた理想的な結果となりました。この試合も新システム「4-4-2」が見事に機能し、多くのチャンスを作れたのは良いですね。しかもこの試合は両サイドバックにも得点が生まれ、守備陣の攻撃参加も果敢でした。攻撃に厚みが増した今の新システムで首位トッテナムを追走します。
第11節 vsエヴァートン(H)
2-0 ○ 得点者 ザニオーロ、アルフォンソ
第12節 vsハダースフィールド・タウン(A)
1-0 × 得点者 なし
第13節 vsニューカッスル(H)
2-0 ○ 得点者 グエンドゥージ(FK)、OG
CLグループステージ第4節 vsコンヤスポル(A)
1-2 ○ 得点者 ゴミス、ゴミス
「グループステージ突破には何も感じない。僕の頭の中は優勝するだけだ」ヴィダのコメント、何とも頼もしい。4季連続の決勝トーナメント進出を果たしました。
CLグループステージ第5節 vsフェイエノールト(A)
2-4 ○ 得点者 リッキー(FK)、アルフォンソ、ザニオーロ、ケノ
11月ベスト11
4名が選出です。その内3名がDFとは嬉しいですね。同じく最多4名選出のシティも好調ぶりが伺える。ブルディッソ懐かしい(笑)
2030-31シーズン 12月
第14節 vsバーンリー(A)
1-2 ○ 得点者 リッキー(FK)、ピナモンティ
第15節 vsリヴァプール(A)
リーグ前半戦最後の山場、リヴァプール戦です。昨季までのリーグ戦通算成績は12戦3勝4分4敗と勝てていないのが実情です。苦手意識のある相手だが、新システムをひっさげてアンフィールドで勝ちに行きます。
イエス!!!精神的にかなり磨り減る試合でした。しかし何とか勝てた、勝ちきれた。今までだったら高い確率で後半に追いつかれていたはず。追加点は奪えなかったが失点しなかった事は最大級に評価出来ます。
第16節 vsスウォンジー(A)
2-0 × 得点者 なし
第17節 vsマンチェスター・U(A)
前々節リヴァプールとの死闘を制したものの、直後のスウォンジーであっさり敗北を喫してしまった。まだまだ新システムは完璧ではないが、辛抱強く戦っていきたい。今節はトラフォードでのユナイテッド戦です。連敗だけは許されません。
オーケィオーケィオーケィ!!!前半の3得点で試合を決めました。ストライカーに得点はなかったが、中盤の選手が得点に絡むのは良い傾向にあります。ユナイテッドの通算成績を7勝2分4敗としました。
第18節 vsサウサンプトン(H)
1-2 × 得点者 ディアス
第19節 vsフラム(A)
0-3 ○ 得点者 ピナモンティ、バロテッリ、リッキー
CLグループステージ第6節 vsスポルティングCP(H)
0-2 × 得点者 なし
12月ベスト11
ピナモンティとパウミエリが選出です。両者とも2ヶ月連続の選出となりました。好調ぶりが伝わってきますね。パウミエリの控えと言う立場ではあるが、シュルツの働きも光るものがあります。とりわけSBの質はリーグ随一と言えるだろう。