22節ホームでボローニャとの一戦です。ご存じの通りインテルはここ最近かなり苦しんでいます。3位を守ってウィンターブレイクを迎えて、大きな補強をしないままリーグ戦が再開したが、ここまで公式戦4戦で僅かに1勝と大失速。幸いにも4位以降のチームも足踏みをしていて、何とか3位にいるが、この順位に居座るのも時間の問題だ。このボローニャ戦で確実に勝ち点を稼ぎたいところです。
インテル
4-2-3-1
イカルディ
ペリシッチ ナインゴラン カンドレヴァ
ブロゾ ベシノ
ダウベルト シュク デフライ ソアレス
ハンダノヴィッチ
ボローニャ
4-4-1-1
サンタンデール
ソリアーノ
パラシオ ポーリ プルガル オルソリーニ
ダイクス リアンコ ダニーロ エムバイェ
スコルプスキ
結果 ０－１ × 得点者 サンタンデール
トリノ戦に続きまたも格下相手に敗戦。連敗です。最早格下と言って良いか分からなくなる内容でした。メンツを見てもボローニャには実力者や有望な若手が名を連ねている。元インテルのパラシオ、代表経験もあるソリアーノやポーリ、若き逸材のオルソリーニやダイクスなどなど。凄く面白いチームだ。そうは言ってもインテルのスタメンを見れば戦力差は明らかです。しかし結果は０－１でボローニャが勝利。フットボールは個々の能力だけでは勝てないと言うことです。ましてやネームバリューなど意味を持ちません。
今のインテルはハッキリ言って弱い。特に攻撃陣が問題です。いくら鉄壁を誇っても点が獲れなきゃ勝てません。引分けが増えるだけです。そして1点でも失点してしまうと負ける確率が大きくなる。たった1失点で･･･。とにかく試合をひっくり返す力が今のインテルにはありません。なので最少失点でも命取り。そんな戦いがここ５～６試合続いています。
毎試合１－０で勝てるはずもないし、2点3点と必ず必要です。特に下位チーム相手ならなおさらの話しです。ここ2試合は格下相手なので試合内容が五分五分でも惜敗で済んでいるが、ナポリ、ユーヴェ、ミラン、ローマなどが相手になればそれどころでは済まない。「惨敗」が目に見えている。
この試合もチャンスもあったし、先日のコパイタリア、ラツィオ戦より攻撃も機能していた。（相手がボローニャなので当たり前）しかし決定力が欠けまくっていた。いつもなら簡単に決めてた場面でも確実に行こうとし過ぎて不発･･･。気持ちは分かるが、もっとシンプルで良いと思う。得点シーンはいつだってシンプルなのだから。
前半にCKからサンタンデールに決められてしまったが、ハンダノヴィッチの毎度の如くビッグセーブがなければもっと失点していただろう。
ポリターノが出場停止、ケイタが不在の状況ではやはり厳しい。ナインゴランもかつてのキレが感じられないし。ラウタロをスタメンで固定し、イカルディとの連携を高めた方が良いのでは？と何度も思ってしまう。去就が騒がれている選手を両WGに置いては連携も何も･･･。
とにかく今の戦力ではかなり厳しい試合が続くと思われます。しかしさっきも言ったように、フットボールはネームバリューで戦ってないし、個々の能力で劣っていても勝てる可能性もある。インテルが格上と良い勝負をするのはまさしく今節のボローニャみたいな戦いが出来ているからだと思います。
勝って当然の相手に対する試合運びを確実にしていかなければなりません。少し前まで（CLで良い戦いをしていた時期）はそれが出来ていたのだから、やれるはずです。これからELも始まるし、モチベーションを上げてもらいたい。1勝でガラッと雰囲気も変わるし、点だって獲れるようになるはずです。とにかく1勝、どんな形でも勝って欲しい。
また「負けないインテル」を見せてくれ！！！
セリエA順位表
1.ユーヴェ 60P
2.ナポリ 51P
3.インテル 40P
4.ミラン 36P
＝＝＝CL＝＝＝
5.アタランタ 35P
6.ローマ 35P
＝＝＝EL＝＝＝
7.ラツィオ 35P
8.サンプ 33P
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